ぎっくり腰でやってはいけないこと
ぎっくり腰になると、「早く動けるようになりたい」という気持ちから、自己流でストレッチをしたり、無理に普段どおりの生活へ戻ろうとしたりする方もいます。しかし、痛みが強い時期の行動によっては、腰への負担が大きくなり、症状が長引く可能性もあると言われています。
もちろん、必要以上に安静を続けることもおすすめできません。大切なのは、回復の段階に合わせて適切な行動を選ぶことです。ここでは、ぎっくり腰のときに避けたい行動について解説します。
無理に腰を伸ばす・ストレッチをする
「固まっているなら伸ばしたほうがいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、ぎっくり腰になった直後は、筋肉や筋膜が体を守るために緊張している状態と考えられています。
そのタイミングで無理に腰を反らしたり、痛みを我慢してストレッチを続けたりすると、かえって筋肉へ負担がかかり、痛みが強くなることがあります。
特に、ズキッとした鋭い痛みがある間は、無理に可動域を広げようとせず、痛みの少ない姿勢で過ごすことが大切と言われています。ストレッチを始めるタイミングは、痛みが落ち着いてから検討するとよいでしょう。
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/
引用元:MSDマニュアル家庭版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home
長時間寝たまま過ごす
以前は「ぎっくり腰は安静第一」と言われることもありました。しかし現在では、長期間寝たまま過ごすことは、必ずしも回復につながるわけではないと考えられています。
もちろん、発症直後で動けないほど痛みが強い場合は無理をする必要はありません。ただ、痛みが少し和らいできたら、体調を見ながら短時間でも歩いたり、日常生活の範囲で体を動かしたりすることがすすめられています。
「動くのが怖い」と感じる方もいますが、痛みのない範囲で少しずつ体を動かすことで、筋肉のこわばりを防ぎやすくなると言われています。
引用元:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/
引用元:MSDマニュアル家庭版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home
自己判断で仕事や運動を再開する
痛みが少し軽くなると、「もう大丈夫そう」と感じて、仕事やスポーツを再開したくなることがあります。しかし、痛みが落ち着いたからといって、腰への負担がなくなったとは限りません。
例えば、重い荷物を持ち上げる作業や、ゴルフ・ランニングなど腰をひねる動作は、回復途中の腰へ大きな負担をかける可能性があります。その結果、再び痛みが出たり、ぎっくり腰を繰り返したりするケースもあるようです。
仕事や運動へ戻るときは、「痛みがないから大丈夫」と自己判断するのではなく、日常生活で違和感なく動けることを一つの目安にしながら、少しずつ負荷を上げていくことが大切と言われています。不安がある場合は、医療機関へ相談しながら進めると安心です。
引用元:MSDマニュアル家庭版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home
引用元:住吉鍼灸整骨院 https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/tatenai-youtsu/
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こんな症状は病院を来院しよう
ぎっくり腰の多くは、時間の経過とともに痛みが和らいでいくと言われています。しかし、なかにはぎっくり腰ではなく、別の病気が隠れているケースもあります。そのため、「様子を見ても大丈夫なのか」「すぐに病院へ行ったほうがいいのか」を判断することが大切です。
特に、しびれや発熱など腰以外の症状を伴う場合は注意が必要とされています。ここでは、医療機関への相談を検討したい症状や、整形外科と整骨院の違いについて解説します。
整形外科を来院したほうがよい症状
ぎっくり腰と思っていても、強い痛みが数日続く場合や、歩くことが難しいほど痛みがある場合は、一度整形外科で相談することがすすめられています。
また、安静にしていても痛みが全く変わらない場合や、日に日に悪化している場合も、画像検査などが必要になることがあると言われています。
「そのうち改善するだろう」と我慢を続けるよりも、原因を確認しておくことで安心につながることも少なくありません。症状が長引く場合は、早めに相談することが大切です。
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/
引用元:MSDマニュアル家庭版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home
緊急で相談したほうがよい危険なサイン
腰の痛みだけではなく、足のしびれや力が入りにくい症状がある場合は、注意が必要と言われています。また、排尿や排便がしにくくなったり、発熱や寒気を伴ったりする場合は、ぎっくり腰以外の病気が関係している可能性も否定できません。
さらに、高い場所から転落したあとや交通事故のあとに腰が痛くなった場合は、骨折などが隠れていることもあります。
こうした症状がある場合は、「様子を見れば大丈夫」と自己判断せず、できるだけ早く医療機関へ相談することが大切です。早い段階で状態を確認することが、適切な対応につながると言われています。
引用元:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/
引用元:MSDマニュアル家庭版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home
整形外科・整骨院の使い分け
「整形外科と整骨院、どちらへ行けばいいですか?」という質問は少なくありません。それぞれ役割が異なるため、症状に合わせて選ぶことが大切です。
強いしびれや発熱、外傷後の痛みなど、骨折や神経の異常が疑われる場合は、画像検査ができる整形外科で相談することがすすめられています。一方で、ぎっくり腰による筋肉や関節の不調に対しては、整骨院で状態を確認しながら施術を受けるという選択肢もあります。
「どちらが正しい」というわけではなく、症状によって適した相談先は変わります。不安な症状がある場合は、まず医療機関で原因を確認し、その後の対応を相談すると安心でしょう。
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/
引用元:住吉鍼灸整骨院 https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/tatenai-youtsu/
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ぎっくり腰を早く改善し再発を防ぐ方法
ぎっくり腰は、一度改善しても再発を繰り返す方が少なくありません。「痛みがなくなったから終わり」と考えてしまうと、同じ動作をきっかけに再び腰を痛めてしまうこともあると言われています。
再発を防ぐためには、回復の目安を知り、腰に負担をかけにくい体づくりを意識することが大切です。ここでは、回復までの期間や、日頃から取り入れたい予防方法について紹介します。
回復までの期間の目安
ぎっくり腰は、症状の程度によって個人差がありますが、多くの場合は数日から数週間かけて痛みが落ち着いていくと言われています。
発症直後は、無理をせず痛みが少ない姿勢で過ごすことが大切です。その後、日常生活で問題なく動けるようになれば、少しずつ活動量を増やしていくことがすすめられています。
「痛みがなくなったから完全に元どおり」とは限りません。急に重い物を持ち上げたり、激しい運動を始めたりすると再発につながる可能性もあるため、体の状態を確認しながら生活を戻していくことが大切と言われています。
引用元:MSDマニュアル家庭版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/
再発予防に効果的な習慣
ぎっくり腰は、腰だけに原因があるとは限りません。筋力の低下や体の柔軟性不足、長時間同じ姿勢が続くことなども、腰へ負担がかかる要因の一つと考えられています。
そのため、痛みが落ち着いたあとは、ストレッチや体幹トレーニングを無理のない範囲で取り入れることが大切です。また、デスクワークでは1時間に一度は立ち上がって体を動かすなど、小さな習慣を積み重ねることも予防につながると言われています。
「特別な運動を始めなければいけない」と考える必要はありません。毎日続けられることを少しずつ取り入れることが、再発予防の第一歩になります。
引用元:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/
引用元:MSDマニュアル家庭版 https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home
普段から意識したい生活習慣
日常生活の何気ない動作も、ぎっくり腰の予防には大切なポイントです。例えば、物を持ち上げるときは腰だけを曲げるのではなく、膝を使ってしゃがむようにすると腰への負担を減らしやすいと言われています。
また、睡眠不足や疲労の蓄積、運動不足が続くと、筋肉の働きが低下し、腰へ負担がかかりやすくなることもあります。十分な睡眠を確保し、適度な運動を続けることは、腰の健康を維持するうえでも大切です。
「またぎっくり腰になったらどうしよう」と不安になる方もいるでしょう。しかし、日頃から姿勢や生活習慣を見直し、腰へ負担をかけにくい環境を整えることで、再発リスクを減らせる可能性があると言われています。
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/
引用元:住吉鍼灸整骨院 https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/tatenai-youtsu/
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