施術料金が高いと感じる基準は、人それぞれかと思いますが、どういった仕組みや考え方なのかをご説明していきたいと思います。

まず、治療院には保険が適応される施術と自費で行う施術があります。

ケガ(骨折・捻挫・脱臼・打撲など)に対しての施術は保険の適応ができます。
料金としては、一般的に1回の施術で何百円〜何千円ですので、料金が高いと思われる方は少ないかと思います。

施術の流れとしては、電気治療やテーピングなどで固定をするなどケガに対しての応急処置となります。

一回の施術料金としては高くはないですが、重度のケガや痛みがある場合ですと電気治療や応急処置では通院の回数がどうしても必要となる為、結局は治療費が思いのほか高額になる事もあります。

保険外の施術

これは、一般的に整体と呼ばれる事もあると思います。

世の中には様々な施術があるため、わかりやすく説明するために当院での施術で説明させて頂きます。

当院での保険外の施術は、骨の変形に対してアプローチをしていく施術となります。

私たちは、全ての症状の原因は骨の変形にあると考えているからです。

例えば、筋肉が異常に固くなっている場合、

そこに痛みやシビレだるさなどの症状があるレベルでは、ただ筋肉が固くなっている訳ではありません。筋肉は骨から骨へ付きます。骨が変形する事により、筋肉も同じように捻られたり、引っ張られたりしてしまうので異常に固くなってしまうと考えています。

そうなると、マッサージや電気などで筋肉を和らげても、またすぐに固くなり、症状は再発を繰り返してしまいます。そのため、より高度な骨に対しての施術が必要だと考えます。

もう一つ例をあげると関節部分に痛みが出ている場合の施術は、基本的に関節へ歪みがあるので症状がでます。ではなぜ、関節が歪むのかがポイントです。

関節というのは骨と骨のつなぎ目です。急に関節だけが歪む事は考えにくく、骨の形そのものが変形してしまう事により、結果的に骨の先端である、関節が歪んでしまい症状が出現します。
この場合、特に必要となるのが変形した骨へのアプローチです。

このように骨に対しての直接的な施術が根本解決には必要だと考えています。

保険外で高額と思われる方もいらっしゃるでしょうが、根本的に改善することで早期改善、再発防止へと繋がります。

また、痛みのある箇所だけに原因がある訳ではないため、一回の施術の料金では差はありますが、結果的にトータルの費用では、一回の施術に費用をかけた方が安く済むという事もあります。

これが、整体の料金の一般的な設定の流れです。

この仕組みを理解された上で一生付き合っていくご自身の身体に対しての施術を考えてみて下さい。