仙腸関節障害の症例概要
来訪者
今回ご紹介するのは、神奈川県神奈川区にお住まいの50歳女性で、自宅で座った状態から立ち上がる際に腰部へ痛みを感じるようになり、みやがわ整骨院へご来院されました。特に転倒したり重い物を持ったりといった明確なきっかけはなかったものの、日常生活の何気ない動作で痛みを感じることが増え、体の状態に不安を抱えていたとのことです。
普段は仕事をされており、日々の生活や仕事による体への負担も考えられたため、痛みが出ている腰部だけではなく、骨盤や股関節、下肢を含めて確認する必要がある状態でした。実際にお話を伺うと、仕事を続けながら痛みを軽減させたいという希望があり、生活に無理のない範囲で体の状態を整えていくことが重要になります。
そのため、週1~2回程度の来院を基本としながら、ご本人の生活リズムや仕事の忙しさも考慮して施術計画を組み立てていきました。
症状
主な症状は、自宅で椅子などに座った状態から立ち上がろうとした際に感じる腰部の痛みであり、特定の動作をしたことが原因ではなく、気づいた頃から徐々に気になるようになっていたという状態です。座っている間は大きな問題を感じなくても、そこから体を起こして立位へ移行する瞬間に腰へ負担を感じるため、日常生活のなかで動き始めることへの不安につながっていました。
立ち上がり動作では腰だけが働くのではなく、股関節や骨盤周囲の筋肉、体幹などが連動して体を支える必要があるため、どこか一部分の動きが低下すると腰部への負担が大きくなる場合があります。今回のケースでは股関節の柔軟性低下に加え、殿筋や大腿部の筋緊張、インナーマッスルの低下も確認されたことから、腰部だけに原因を限定せず全体的に状態を確認しました。
こうしたことから、仙腸関節周囲への負担も考慮しつつ、複数の要素を踏まえたアプローチが必要と考えられます。
来院時の状態
来院時には、体幹を後方へ反らす伸展動作を行った際に腰部の痛みがみられ、立ち上がりだけでなく、腰を反らす動作でも負担を感じる状態でした。加えて股関節の柔軟性が低下しており、殿部から大腿部にかけて筋肉の緊張がみられたため、骨盤や腰部だけで動きを補っている可能性についても確認しています。
特に仙腸関節は骨盤を構成する仙骨と腸骨の間にある関節であり、周囲の筋肉や股関節などと連動しながら体を支えているため、その周辺に負担が集中すると腰部や殿部に違和感を覚える場合があります。一方で、腰部の痛みには複数の要因が関係することから、仙腸関節だけに着目するのではなく、姿勢や筋力、可動域なども含めて確認することが大切です。
そのため、初回は痛みの出方を確認しながら、体全体のバランスを把握することから始めました。
改善目標
患者様が最も希望されていたのは、座った状態から立ち上がる際に感じる腰部の痛みを軽減し、日常生活のなかで不安なく動ける状態を目指すことでした。痛みそのものを軽くするだけではなく、仕事や自宅で同じ負担が繰り返されにくいよう、股関節の柔軟性や筋力、姿勢などにも目を向けながら進めていく方針になります。
具体的には、立ち上がり動作や体幹伸展時の負担を確認しつつ、筋肉の緊張を軽減させるとともに、低下していたインナーマッスルを使いやすくすることも目標としました。インナーマッスルとは体の深い位置にある筋肉の総称で、姿勢の保持や体幹の安定に関わるため、日常生活で腰部に負担を集中させないためにも重要と考えられています。
このような背景から、患者様自身にも体の状態を理解していただき、セルフケアを継続できる状態を目指しました。
初回の状態と確認したこと
来院時の症状
初回の確認では、体幹を後方へ伸展した際に腰部の痛みが生じており、日常生活では座位から立位へ移るタイミングで症状が出やすいことが分かりました。明確な受傷のきっかけがなかったため、腰部だけを確認するのではなく、普段の姿勢や仕事中の負担、股関節や下肢の状態なども含めて評価する必要があると考えました。
具体的には、股関節の柔軟性が低下しているうえ、殿筋や大腿部には筋緊張が認められ、立ち上がる際に必要となる下半身の動きを腰部で補いやすい状態がうかがえました。加えて、体幹を安定させるインナーマッスルにも筋力低下がみられたため、動作時に骨盤周囲を支える力が十分に発揮されにくい可能性も考慮しています。
そのため、痛みのある部分だけを施術するのではなく、股関節から骨盤、体幹までのつながりを確認しながら進めることにしました。
状態のチェック内容
体の状態を把握するため、初回は病態検査と整体検査を行ったうえで、姿勢の歪み、関節の可動域、筋力、動作時の痛みの変化などを確認しました。病態検査では症状の出方や動作との関連性を把握し、整体検査では姿勢や関節、筋肉の状態などを確認することで、どの部分への負担が大きくなっているのかを整理しています。
可動域テストでは腰部だけでなく股関節の動きも確認したところ、股関節の柔軟性が低下しており、殿筋や大腿部の筋緊張も組み合わさって動作を制限している可能性が考えられました。同時に筋力テストを行うと、体幹を安定させるインナーマッスルの低下もみられたため、柔軟性だけを高めるのではなく筋力面への対応も必要な状態です。
実際に、立ち上がりや体幹伸展といった症状が出やすい動作も確認し、どの動きで腰部への負担が強くなるのかを一つずつ整理しました。そのうえで、患者様にも現在の体の状態を共有し、施術とセルフケアの目的を理解していただきながら進めています。
検査の所見
検査では、筋肉の柔軟性低下、関節可動域の低下、筋力低下、姿勢不良、バランス力の低下が確認され、一つの要因だけではなく複数の要素が重なって腰部へ負担をかけている可能性が考えられました。特に股関節の動きが小さくなり、殿筋や大腿部の緊張が強くなると、立ち上がる際に本来股関節で行う動きを腰部や骨盤周囲で補いやすくなるため、仙腸関節周辺への負担にも配慮する必要があります。
一方で、インナーマッスルの筋力が低下している状態では、動作時に体幹や骨盤を安定させにくくなり、姿勢が崩れた状態で腰部に力が集中する可能性もあります。姿勢の歪みやバランス力の低下も確認されたことから、筋肉を緩めるだけではなく、骨格のバランスや体幹機能を含めた複合的な対応が必要と判断しました。
そこで、みやがわ整骨院では初回の検査結果をもとに、筋肉・骨格・神経へのアプローチを組み合わせながら、生活習慣やセルフケアについても並行して見直していく方針としています。
仙腸関節障害へのアプローチ方法
提案した改善方法
今回の仙腸関節障害に対しては、腰部だけに施術を集中させるのではなく、筋肉・骨格へのアプローチに加えて神経へのアプローチを取り入れ、股関節や骨盤周囲を含めた体全体のバランスを整えていく方法をご提案しました。筋緊張がみられた殿筋や大腿部については柔軟性を高めることを目指しながら、関節の可動域や姿勢にも配慮し、立ち上がり動作で腰部へ負担が集中しにくい状態を目指しています。
加えて、低下していたインナーマッスルに対してはEMSを活用し、体幹を支える筋肉への刺激を行うことで、自分の筋力だけでは十分に使いにくかった部分の強化を図りました。EMSとは電気刺激によって筋肉の収縮を促す機器であり、今回は施術だけに頼るのではなく、ご本人による筋力強化や日常生活での体の使い方と組み合わせながら進める方法です。
あわせて、ストレッチ指導や姿勢の見直し、生活指導、メンタル面へのサポートも取り入れました。
アプローチの回数と頻度
施術は1回約30分を目安とし、初期は週1~2回程度の頻度で体の状態を確認しながら進める計画としました。仕事をされている患者様の場合、施術後の状態だけでなく、その後の勤務や家事によってどの程度負担が戻るのかを見ることも重要になるため、来院時ごとに症状や動作の変化を確認しています。
ただし、毎週同じ頻度で通うことを前提とするのではなく、仕事の忙しさや日々の体調によって負担の程度は変化するため、その時点の状態に応じて週1~2回の範囲で調整していく方針です。施術と施術の間には自宅でストレッチや姿勢改善などに取り組んでいただき、来院時にはセルフケアを行った際の変化についても確認する流れになります。
こうして院内での施術と日常生活での取り組みを組み合わせ、無理なく継続できるペースを意識しました。
期待される改善内容
アプローチを継続することで、まずは立ち上がりや体幹伸展時に腰部へ集中していた負担が軽減し、日常生活で感じる痛みや不安が少なくなることを目標としました。股関節の柔軟性や殿筋、大腿部の筋緊張が変化するにつれて下半身を使った動作が行いやすくなれば、腰部や仙腸関節周囲だけで動作を補う状態も変化していくことが期待されます。
同時に、EMSや運動によってインナーマッスルを強化していくことで、体幹や骨盤を支える力が高まり、立ち上がりや仕事中の姿勢を維持しやすくなる可能性も考えられます。とはいえ、筋力や柔軟性は一度の施術だけで大きく変化するものではないため、経過を確認しながら施術とセルフケアを積み重ねることが重要です。
最終的には、痛みの有無だけで判断せず、仕事や自宅での動作に対する不安まで軽減していくことを目指しました。
施術内容と経過
施術の詳細
初回の施術では、検査で確認した股関節の柔軟性低下や殿筋、大腿部の筋緊張を踏まえ、筋肉へのアプローチを行いながら、骨盤を含めた骨格のバランスにも配慮して施術を進めました。腰部に痛みが出ているからといって腰だけに刺激を加えるのではなく、立ち上がり動作に関係する股関節や下肢の状態を整えることで、腰部へ集中していた負担の軽減を図っています。
特に、硬さがみられた殿部や大腿部は動作時の状態を確認しながらアプローチし、施術前後で体幹伸展や立ち上がり動作にどのような変化があるのかを確認しました。神経へのアプローチも組み合わせることで、筋肉や関節だけを個別にみるのではなく、体を動かす際の連動性にも着目しています。
なかでも体幹の安定性については、インナーマッスルの低下が確認されていたため、EMSによる体幹強化を取り入れ、自分で体を支えやすい状態を目指しました。施術時間は約30分とし、体への負担やその日の状態を確認しつつ内容を調整しています。
加えて、院内で体を整えるだけでは仕事や日常生活で再び負担がかかる可能性があるため、自宅で行えるストレッチや姿勢についても具体的にお伝えしました。
患者様の反応
初回施術後はその場での変化だけで判断せず、翌朝や仕事中の状態まで含めて確認するようにしていましたが、患者様からは「施術を受けた翌朝は腰の痛みが軽減していた」とのお話がありました。座った状態から立ち上がる際の痛みが生活上の不安につながっていたため、翌日の動作で負担が少なく感じられたことは、その後の施術方針を検討するうえでも一つの経過として確認しています。
その結果、初回に行った筋・骨格へのアプローチを基本としながら、股関節や殿部、大腿部の状態を継続して確認し、症状の変化に合わせて施術内容を調整していくことにしました。一方で、一度痛みが軽減したからといって負担の要因がすべて改善したとは限らないため、仕事中の姿勢や疲労の蓄積についても確認しながら、日常生活で腰部へ負担をかけにくい体の使い方をお伝えしています。
特に患者様は仕事を続けながら施術を受けていたため、仕事による負担を完全になくすことを目指すのではなく、負担がかかったとしてもセルフケアによって体の状態を整えられるようになることが重要でした。そこで、股関節や殿筋、大腿部の柔軟性を維持するためのストレッチを取り入れるとともに、座り方や立ち上がり方、普段の姿勢についても確認し、ご自身で実践できる内容を中心にお伝えしました。
施術を継続していくなかでは、当初のような腰部の痛みが少しずつ張り感へと変化し、患者様自身も「最初に感じていた痛みとは違ってきた」と体の変化を感じられるようになりました。痛みの程度だけではなく、日常生活で立ち上がる際の不安が少なくなってきたことも大きな変化であり、ご本人からは「生活の中での不安が消えて嬉しい」との感想をいただいています。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
ただし、症状が軽減してきた段階でも、仕事が忙しい日や同じ姿勢が長く続いた場合には、腰部や殿部周辺に張りを感じることがありました。そのため、症状が出ているかどうかだけを見るのではなく、股関節の柔軟性や筋肉の緊張、体幹の安定性なども継続して確認し、その日の状態に応じて施術内容を調整しています。
こうした変化をご本人と共有しながら施術を進めることで、「痛みが出たら何もできない」という不安を減らし、自分の体の状態に合わせてストレッチや姿勢改善などを行う意識も少しずつ高まっていきました。現在も仕事や日常生活による負担を考慮しながら、痛みだけではなく張り感や動きやすさまで確認し、より安定した状態を目指して施術とセルフケアを継続しています。
経過の確認
施術を継続するなかでは、来院時の痛みだけを確認するのではなく、仕事をした日の状態や自宅で座ったあとに立ち上がる際の感覚、翌朝の腰部の状態など、実際の生活場面でどのような変化が出ているかを確認しました。初回施術の翌朝には腰部の痛みが軽減していたものの、仕事や日常生活で体への負担が重なると張り感が出ることもあったため、その時々の状態に合わせながら施術内容やセルフケアの方法を調整しています。
具体的には、筋緊張がみられていた殿筋や大腿部の状態を確認するとともに、股関節の柔軟性や体幹伸展時の腰部への負担、立ち上がり動作の変化などを継続して確認しました。施術を重ねるにつれて、当初感じていた立ち上がり時の痛みは徐々に変化し、強い痛みというよりも腰部周辺の張り感として感じることが増えてきたという状態です。
一方で、仕事による体への負担を完全に避けることは難しいため、院内での施術だけで状態を維持しようとするのではなく、仕事の合間や自宅でも取り組めるセルフケアをお伝えしました。特に股関節や殿部、大腿部の柔軟性を保つためのストレッチに加え、普段の姿勢を見直すことで、腰部や仙腸関節周辺へ負担が集中しにくい体の使い方を意識していただいています。
その後も週1~2回を目安に、その時の仕事量や体の状態を確認しながら施術を続け、筋肉や骨格へのアプローチとともにEMSによる体幹強化を取り入れました。インナーマッスルは短期間で大きく変化するものではないため、継続的に刺激を加えながら、ご自身でも体を支えられる状態を目指していくことが重要になります。
施術とセルフケアを続けていくにつれて、腰部に感じていた痛みは張り感へと変化し、その張り感についても徐々に軽減する経過がみられています。以前は座った状態から立ち上がる際に「また痛くなるのではないか」という不安があったものの、症状の変化とともに日常生活で体を動かすことへの不安も少なくなってきたとのことです。
ただし、痛みが軽減している時期でも、仕事が忙しくなったり同じ姿勢が長時間続いたりすると、股関節や殿部、大腿部の筋肉に負担が蓄積し、腰部周辺の張り感につながる可能性があります。そのため、症状だけを基準に施術の必要性を判断するのではなく、姿勢や柔軟性、筋力、生活習慣なども確認しながら、その時の体の状態に合わせて来院頻度を考えていく方針としました。
現在は、当初のような立ち上がり時の強い痛みから張り感へと変化し、その張り感も少しずつ軽減している段階です。今後も日々の忙しさや仕事による負担を考慮しながら、みやがわ整骨院での施術とご自宅でのストレッチ、姿勢改善、筋力強化などを組み合わせ、良い状態を維持できるよう継続してサポートしていきます。
経過の確認
施術を継続するなかでは、来院時の痛みだけを確認するのではなく、仕事をした日の状態や自宅で座ったあとに立ち上がる際の感覚、翌朝の腰部の状態など、実際の生活場面でどのような変化が出ているかを確認しました。初回施術の翌朝には腰部の痛みが軽減していたものの、仕事や日常生活で体への負担が重なると張り感が出ることもあったため、その時々の状態に合わせながら施術内容やセルフケアの方法を調整しています。
具体的には、筋緊張がみられていた殿筋や大腿部の状態を確認するとともに、股関節の柔軟性や体幹伸展時の腰部への負担、立ち上がり動作の変化などを継続して確認しました。施術を重ねるにつれて、当初感じていた立ち上がり時の痛みは徐々に変化し、強い痛みというよりも腰部周辺の張り感として感じることが増えてきたという状態です。
一方で、仕事による体への負担を完全に避けることは難しいため、院内での施術だけで状態を維持しようとするのではなく、仕事の合間や自宅でも取り組めるセルフケアをお伝えしました。特に股関節や殿部、大腿部の柔軟性を保つためのストレッチに加え、普段の姿勢を見直すことで、腰部や仙腸関節周辺へ負担が集中しにくい体の使い方を意識していただいています。
その後も週1~2回を目安に、その時の仕事量や体の状態を確認しながら施術を続け、筋肉や骨格へのアプローチとともにEMSによる体幹強化を取り入れました。インナーマッスルは短期間で大きく変化するものではないため、継続的に刺激を加えながら、ご自身でも体を支えられる状態を目指していくことが重要になります。
施術とセルフケアを続けていくにつれて、腰部に感じていた痛みは張り感へと変化し、その張り感についても徐々に軽減する経過がみられています。以前は座った状態から立ち上がる際に「また痛くなるのではないか」という不安があったものの、症状の変化とともに日常生活で体を動かすことへの不安も少なくなってきたとのことです。
ただし、痛みが軽減している時期でも、仕事が忙しくなったり同じ姿勢が長時間続いたりすると、股関節や殿部、大腿部の筋肉に負担が蓄積し、腰部周辺の張り感につながる可能性があります。そのため、症状だけを基準に施術の必要性を判断するのではなく、姿勢や柔軟性、筋力、生活習慣なども確認しながら、その時の体の状態に合わせて来院頻度を考えていく方針としました。
現在は、当初のような立ち上がり時の強い痛みから張り感へと変化し、その張り感も少しずつ軽減している段階です。今後も日々の忙しさや仕事による負担を考慮しながら、みやがわ整骨院での施術とご自宅でのストレッチ、姿勢改善、筋力強化などを組み合わせ、良い状態を維持できるよう継続してサポートしていきます。
結果と改善状況
最終的な状態
施術を継続した結果、当初は自宅で座った状態から立ち上がる際に感じていた腰部の痛みが徐々に軽減し、経過とともに強い痛みというよりも張り感として感じる状態へ変化していきました。初回には体幹を後方へ反らす伸展動作でも痛みがみられましたが、股関節や殿筋、大腿部へのアプローチを続けながら体幹の安定性にも目を向けることで、日常動作で感じる負担にも変化がみられています。
特に、股関節の柔軟性低下や殿筋、大腿部の筋緊張に対して施術とストレッチを組み合わせ、同時にEMSによるインナーマッスルの強化を進めたことで、腰部だけに負担を集中させない体づくりを継続しました。インナーマッスルとは体の深い位置にあり、姿勢や体幹を支える役割を担う筋肉の総称であるため、筋肉を緩めるだけでなく支える力を高めることも重要になります。
その結果、残っていた張り感についても徐々に軽減しており、初回来院時と比較すると立ち上がり動作に対する不安も少なくなっているという状態です。ただし、仕事の忙しさやその日の体調によって腰部周辺へ負担がかかる可能性はあるため、現在も体の状態に合わせてセルフケアを継続しています。
患者様の感想
今回の仙腸関節障害による腰部の痛みは、単に動作時に不快感があるだけではなく、「立ち上がったときにまた痛くなるのではないか」という日常生活の不安にもつながっていました。そのため、施術を受けた直後の状態だけではなく、自宅で過ごした翌朝や仕事中の動きなども確認しながら、ご本人がどのような変化を感じているかを大切にして経過をみています。
初回施術の翌朝には痛みの軽減を感じられ、その後も施術とセルフケアを継続するにつれて、強く感じていた痛みが張り感へと変化し、その張り感も徐々に気になりにくくなってきたとのことです。こうした体の変化とともに、患者様からは「生活の中での不安が消えて嬉しい」とのお話をいただきました。
実際に、症状そのものが軽減することに加えて、立ち上がることへの怖さや仕事を続けることへの不安が少なくなれば、普段の生活で体を動かす際の心理的な負担も変わってきます。一方で、良い状態を維持していくためには施術だけに頼るのではなく、ご自身でも姿勢やストレッチを意識しながら体の状態を確認していくことが大切です。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
生活の質の向上
来院当初は、座った状態から立ち上がるという日常的な動作で腰部に痛みが出ていたため、自宅で過ごしているときにも動き始めることへの不安を感じやすい状況でした。こうした痛みは程度だけでなく、「次に動いたときに痛くならないか」という心配につながる場合があり、仕事や家事など普段の生活にも影響を及ぼすことがあります。
施術を重ねるにつれて痛みが張り感へと変わり、その張り感も軽減してきたことで、患者様自身が日常生活のなかで体を動かすことへの不安を感じにくくなってきています。加えて、自分の体にどのような負担がかかりやすいのかを理解し、ストレッチや姿勢改善といったセルフケアを取り入れられるようになったことも、今後の体調管理につながる変化です。
そのため、今回の目標は単に腰部の痛みを軽減させることだけではなく、仕事や日常生活を送りながら、ご自身で体の状態に合わせたケアを行えるようになることにも置いています。症状の変化とともに生活上の不安が少なくなったことは、患者様が希望されていた「立ち上がりの痛みをなくしたい」という目標に向けた大きな変化と考えられるでしょう。
総括とアドバイス
改善方法の総括
今回の50歳女性のケースでは、腰部に痛みが現れていたものの、初回の検査では股関節の柔軟性低下、殿筋や大腿部の筋緊張、関節可動域の低下、インナーマッスルの筋力低下、姿勢やバランスの問題などが確認されました。そのため、仙腸関節周辺だけに着目するのではなく、腰部・骨盤・股関節・下肢がどのように連動しているかを確認したうえで、筋肉や骨格、神経へのアプローチを組み合わせています。
具体的には、筋緊張が強くなっていた部位への施術に加え、ストレッチによる柔軟性へのアプローチ、EMSによる体幹強化、姿勢や生活習慣の見直しなどを取り入れました。週1~2回、1回約30分を目安として施術を続けながら、ご自宅でもセルフケアを行っていただくことで、仕事による負担があるなかでも体を整える習慣をつくることを目指しています。
こうしたことから、仙腸関節障害による腰部の痛みでは、痛みを感じる場所だけではなく、股関節の柔軟性や筋力、姿勢、普段の体の使い方などを確認することも重要な要素になります。
再発防止のためのセルフケアアドバイス
今後の再発予防では、現在行っているストレッチや姿勢改善を継続するとともに、体幹を支える筋力を維持していくことが大切になります。特に仕事などで同じ姿勢が長時間続く場合には、股関節や殿部、大腿部の筋肉が硬くなりやすいため、無理のない範囲で姿勢を変えたり、体を動かしたりする習慣を取り入れるとよいでしょう。
一方で、セルフケアは一度に多く行えばよいというものではなく、生活のなかで無理なく継続できる内容にすることが重要です。仕事が忙しい時期には短時間のストレッチを取り入れ、時間に余裕がある日は筋力強化も行うなど、ご自身の生活に合わせて調整する方法も考えられます。
体の状態は仕事量や睡眠、疲労などによっても変化するため、「痛くなってからケアする」だけではなく、普段から張り感や動きにくさなど小さな変化に気づくことも再発予防につながるものです。今後も健康面を含めた生活習慣を見直しながら、ご自身でセルフケアを続けられる状態を目指していきます。
横浜市旭区で仙腸関節障害にお悩みの方へ
引き続きのケア提案
仙腸関節障害による腰部や骨盤周辺の不調は、痛みが軽減したあとも、仕事や家事による負担、姿勢の変化などによって張り感や違和感が現れる場合があります。そのため、症状が強い時期だけ体を確認するのではなく、痛みが落ち着いてきた段階から柔軟性や筋力を維持し、自分自身で体調を管理していくことが大切です。
今回の患者様についても、今後は日々の忙しさや体の状態を確認しながら来院頻度を考え、必要に応じて施術を受けつつ、ご自宅でのセルフケアを継続していく方針になります。みやがわ整骨院では、痛みのある部分だけを見るのではなく、股関節の柔軟性や殿筋、大腿部の状態、体幹の筋力、姿勢などを確認しながら、その時の体の状態に合わせたケアを考えていきます。
とはいえ、日によって体調や仕事量は異なるため、決められた方法だけを繰り返すのではなく、その日の張り感や動きやすさを確認しながらセルフケアの内容を調整することも重要になるでしょう。
再発予防の方法
再発予防を考えるうえでは、股関節や殿部、大腿部の柔軟性を保つストレッチとともに、インナーマッスルを含めた体幹の筋力を維持し、立ち上がりや歩行などの日常動作で腰部だけに負担が集中しない状態を目指すことがポイントになります。加えて、座っている時間が長くなる場合には定期的に姿勢を変え、可能な範囲で立ち上がったり体を動かしたりすることで、同じ部位へ負担が続かないよう工夫することも大切です。
ただし、仙腸関節周辺の痛みと思っていても、腰部や殿部の症状には別の要因が関係している場合があるため、強い痛みが続く場合や、しびれなどこれまでとは異なる症状が現れた際には医療機関への相談も検討してください。ご自身で判断し続けるのではなく、現在の状態を確認したうえで必要な対応を選択することが重要になります。
横浜市旭区で仙腸関節障害による腰部の痛みや、座った状態から立ち上がる際の違和感にお悩みの方は、症状が出ている部分だけでなく、姿勢や股関節の柔軟性、筋力、日常生活での体の使い方にも目を向けてみてください。みやがわ整骨院では、現在のお悩みや生活状況を伺ったうえで、体の状態を確認しながら施術やセルフケアについて一緒に考えていきます。
「立ち上がるたびに腰が気になる」「仕事を続けながら体を整えたい」「何をセルフケアとして行えばよいのか分からない」といったお悩みがございましたら、一人で抱え込まずにご相談ください。日常生活でどのような場面に不安を感じているのかまで伺いながら、今後のケア方法をご提案いたしますので、ご自身の体と向き合うきっかけとして予約・相談をご利用ください。







