腕の内側にはどんなツボがある?まず知っておきたい基本
「腕の内側を押してみたら痛かった。ここってツボなの?」と気になったことはありませんか?
腕の内側には、手首から肘にかけて複数のツボがあります。普段はあまり意識しない場所ですが、東洋医学では体のさまざまな場所に「経穴(けいけつ)」と呼ばれるツボがあると言われています。
ただし、「痛い場所=ツボ」とは限りません。腕の内側には筋肉や腱、神経、血管などもあるため、使いすぎなどによって押したときに痛みを感じるケースも考えられます。
まずは、腕の内側にはどのようなツボがあり、どのあたりに位置しているのかを見ていきましょう。
腕の内側には複数のツボが並んでいる
「腕のツボって、ひとつの場所を押せばいいんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。
実は、腕の内側にはひとつだけではなく、手首から肘にかけて複数のツボがあります。日本鍼灸師会によると、一般的にツボと呼ばれている「経穴」は、体に361か所存在すると言われています。
たとえば、腕周辺には「内関(ないかん)」や「神門(しんもん)」などが知られています。内関は手首の内側から肘方向へ少し進んだところ、神門は手首の小指側付近にあると言われており、同じ腕の内側でも場所は異なります。
そのため、「腕の内側にあるツボ」とひとまとめにするのではなく、それぞれの位置を確認してからセルフケアに取り入れることが大切でしょう。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
ツボと経絡の関係とは
「そもそも、ツボはどうして体のいろいろな場所にあるの?」
東洋医学を知るうえで押さえておきたいのが「経絡(けいらく)」という考え方です。東洋医学では、体には経絡と呼ばれるつながりがあり、それと関連して経穴、つまりツボが考えられてきたと言われています。
少し難しく感じますが、「経絡という考え方があり、その中でツボが用いられてきた」とイメージするとわかりやすいでしょう。
ただし、経絡を血管や神経そのものとして考えるのは適切ではありません。全日本鍼灸学会でも、経絡・経穴について基礎的・臨床的な研究や情報収集が続けられています。
「昔からあるものだから、すべて仕組みが解明されている」というわけではない点も知っておきたいところです。
引用元:公益社団法人 全日本鍼灸学会
https://jsam.jp/about/organization/
手首から肘までのどこにツボがある?
「腕の内側のツボを探すなら、具体的にどこを見ればいいの?」
まず、手のひらを上に向けてみてください。手首の横じわから肘へ向かう前腕の内側には、いくつかのツボがあります。
代表的なもののひとつが「内関(ないかん)」です。内関は、手首の内側にある横じわから指3本分ほど肘側へ進んだ位置で、中央付近にある2本の腱の間が目安と言われています。
「ピンポイントで見つけないとダメなの?」と心配になるかもしれません。参考記事では、ツボの位置がいまひとつわからない場合でも、おおよその位置を参考にしながら心地よく感じる場所を刺激する方法が紹介されています。
無理に強く押し込むのではなく、まずは位置を確認するところから始めてみましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/keiwan-tsubo/
押すと痛い場所はツボなの?
「押して痛い場所を見つけた!そこがツボということ?」
そうとは限りません。
参考記事では、肩井(けんせい)の場所を探す際に「押すと痛い場所」がひとつの目安として紹介されています。一方で、押したときに痛みを感じる場所がすべてツボというわけではありません。
腕には筋肉や腱、神経などがあるため、使いすぎなどによって押した場所が敏感になっている可能性も考えられます。
また、「痛いほど強く押したほうがよさそう」と思う方もいるかもしれません。しかし、強ければ強いほどよいわけではないと言われています。過度な力で押すと皮膚や筋肉へ負担がかかる可能性もあるため、無理のない強さで行いましょう。
強い痛みやしびれが続く場合は、ツボ押しだけで対応せず、医療機関などへの相談も検討してください。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/kata-tsubo/
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#腕のツボ
#経絡
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#ツボ押し
腕の内側にある代表的なツボと場所
「腕の内側にツボがあるのはわかったけれど、結局どこを押せばいいの?」という方も多いのではないでしょうか。
腕の内側には、手首周辺から肘にかけて「内関(ないかん)」「郄門(げきもん)」「神門(しんもん)」「少海(しょうかい)」などのツボがあります。ただ、どれも同じ場所にあるわけではありません。
ツボを探す際は、手首のしわや腱、肘など、自分で確認しやすい場所を目印にすると見つけやすいと言われています。ここからは、腕の内側にある代表的なツボの位置をひとつずつ見ていきましょう。
内関(ないかん)|手首から指3本分ほど上
「腕の内側のツボといえば、どこがわかりやすい?」
代表的なもののひとつが「内関」です。
内関は、手のひらを上に向け、手首の横じわから指3本分ほど肘側へ進んだところにあると言われています。目安となるのは、前腕の中央付近に浮かぶ2本の腱の間です。
内関は東洋医学において、吐き気や乗り物酔いなどに対して用いられてきたツボとしても知られています。ただし、ツボを押せば症状が必ず改善するという意味ではありません。
「位置が合っているか心配」という場合は、最初から強く押すのではなく、場所を確認しながら無理のない強さで触れてみるとよいでしょう。
引用元:厚生労働省 eJIM
https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c02/12.html
郄門(げきもん)|手首と肘の間にあるツボ
「手首よりも少し上のほうにもツボはあるの?」
腕の内側には「郄門」と呼ばれるツボもあります。
郄門は、手のひらを上にした状態で、手首と肘の間に位置するツボです。東洋医学では「心包経(しんぽうけい)」と呼ばれる経絡に属し、内関と同じライン上にあるとされています。
ツボを探す際は「この一点でなければいけない」と焦る必要はありません。腕の長さには個人差もあるため、自分の指や手首などを目安に位置を確認していく方法が用いられています。
また、痛みを我慢して強く押し続けるのは控えましょう。セルフケアとして刺激するのであれば、心地よく感じる程度の力から始めるのがおすすめです。
引用元:せんねん灸
https://www.sennenq.co.jp/knowledge/tubo13.html
神門(しんもん)|手首の小指側にあるツボ
「手首の近くにも、内関以外のツボはある?」
そこで知っておきたいのが「神門」です。
神門は手首の横じわ付近、小指側にあるツボと言われています。腕の内側にあるツボのなかでも比較的手が届きやすいため、自分で場所を確認しやすいでしょう。
東洋医学では「心経(しんけい)」に属するツボとされ、精神的な緊張や不眠などに対する施術で用いられることがあると言われています。
ただ、「眠れないから神門だけ押しておけば大丈夫」と考えるのは避けたいところです。睡眠の悩みには生活習慣やストレス、病気などさまざまな要因が関係する可能性があります。ツボ押しはセルフケアのひとつとして考えておきましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/ziritsusinkei-tsubo
少海(しょうかい)|肘の内側にあるツボ
「手首だけじゃなくて、肘の近くにもツボはあるの?」
肘の内側には「少海」と呼ばれるツボがあります。
少海は、肘を曲げたときにできる横じわの内側付近に位置すると言われています。神門と同じ「心経」に属するツボとして知られており、腕や肘周辺の不調などに対する鍼灸施術で選択されることがあるようです。
ただし、肘の内側には神経や血管なども通っています。「痛いところを見つけたから」とグリグリ強く押すのはおすすめできません。
特に、刺激した際に強い痛みやしびれが出る場合は無理に続けず、セルフケアを中止しましょう。
引用元:ツボネット
https://tsubonet.com/case_tsubo/shoukai/
ツボの位置を自分で見つけるコツ
「写真を見ても、ツボの位置がいまいちわからない……」
そんなときは、手首の横じわや肘、腱など、わかりやすい部分を基準に探してみましょう。
ツボの位置を示す際には、「指○本分」といった表現がよく使われます。これは自分の指を基準にすることで、体格に合わせて位置を探しやすくするためです。
参考記事でも、ツボの位置がわからない場合には、おおよその位置を目安にしながら心地よく感じるポイントを刺激する方法が紹介されています。
ただし、押したときに強く痛む場所を「効いている証拠」と考える必要はありません。まずは軽く触れ、位置を確認しながら無理のない範囲で行ってみてください。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/keiwan-tsubo/
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症状別|腕の内側で押したいツボの選び方
「腕の内側にツボがいくつもあると、どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。
ツボはそれぞれ位置が異なり、東洋医学では体の状態や悩みに合わせて使い分けられていると言われています。腕や手の疲れだけでなく、肩周辺の不調、吐き気、緊張感などに対して腕のツボが用いられることもあるようです。
ただし、ツボ押しだけで不調の原因そのものが改善するとは限りません。「今の悩みにはどのツボが使われているのか」を知り、日常的なセルフケアのひとつとして取り入れてみましょう。
腕や手の疲れ・だるさが気になるとき
「パソコンやスマートフォンを使ったあと、腕が重く感じる……」
そんな経験がある方もいるのではないでしょうか。腕や手を長時間使い続けると、前腕周辺に疲労感やだるさを感じる場合があります。
参考記事では、首・肩・腕・手などに不調がみられる頸肩腕症候群に対するツボのひとつとして「手三里(てさんり)」が紹介されています。手三里は肘を曲げた際にできるしわから、手首方向へ指3本分ほど進んだ位置が目安と言われています。
ただし、腕が疲れているからと強く刺激する必要はありません。軽く押して心地よい程度にとどめ、痛みが出る場合は無理に続けないようにしましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/keiwan-tsubo/
肩こりや腕のしびれが気になるとき
「肩がこるだけでなく、腕まで重い感じがするのはどうして?」
首や肩から腕にかけての症状には、さまざまな原因が考えられます。日本整形外科学会によると、頚椎症性神経根症では、首から肩、腕にかけて痛みが生じたり、腕や手指にしびれが出たりすることがあると言われています。
そのため、「腕のツボを押せば大丈夫」と自己判断するのは避けたいところです。特にしびれが続く場合や、手に力が入りづらいと感じる場合には注意しましょう。
ツボ押しはあくまでセルフケアの選択肢です。症状が長引く、強くなるといった場合は、医療機関などへの相談も検討してください。
引用元:公益社団法人 日本整形外科学会
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/cervical_radiculopathy.html
吐き気・乗り物酔いが気になるとき
「乗り物に乗ると気持ち悪くなる……腕に押せる場所はある?」
吐き気や乗り物酔いに関連して知られているのが、腕の内側にある「内関(ないかん)」です。
厚生労働省eJIMでは、手首への指圧について、吐き気や嘔吐を対象とした研究が紹介されています。一方で、すべての人や状況で同じ結果が得られるとは限らないため、「押せば必ず吐き気がなくなる」と考えるのは適切ではありません。
内関は手首の横じわから指3本分ほど肘側へ進んだあたりが目安とされています。「ちょっと気持ち悪いな」というときのセルフケアとして覚えておくとよいでしょう。
引用元:厚生労働省 eJIM
https://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c02/12.html
ストレスや緊張が気になるとき
「仕事や家事で気が張っていて、なかなかリラックスできない……」
そんなときに紹介されることがあるのが、手首付近にある「神門(しんもん)」です。神門は、手首の横じわの小指側に位置するツボと言われています。
東洋医学では、精神的な緊張や不眠などの悩みに対する鍼灸施術で神門が用いられることがあるようです。
ただ、ストレスを感じる原因や程度は人それぞれ。「神門を押せばストレスが改善する」と言い切れるものではありません。深呼吸をする、休息時間を確保するなど、ほかのセルフケアと組み合わせて無理のない範囲で取り入れてみましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/ziritsusinkei-tsubo
自律神経の乱れが気になるとき
「疲れているのに眠れない」「なんとなく落ち着かない」といった状態が続くと、「自律神経が乱れているのかな?」と考える方もいるでしょう。
参考ページでは、自律神経の乱れに関連するツボとして、腕の内側にある「内関」や手首付近の「神門」などが紹介されています。
とはいえ、だるさや睡眠の悩み、動悸などにはさまざまな原因が考えられます。「自律神経のせいだろう」と決めつけないことも大切です。
ツボを押す場合は、強い刺激を加えるよりも、リラックスできる程度の力で行うとよいと言われています。症状が続いて日常生活に影響している場合には、セルフケアだけで済ませず専門家への相談も検討しましょう。
引用元:くまのみ整骨院
https://kumanomi-seikotu.com/blog/7329/
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#腕のしびれ
#ストレスケア
#自律神経
腕の内側のツボを自分で押す方法と注意点
「腕の内側のツボは、自分で押しても大丈夫?」と気になる方もいるでしょう。
ツボ押しは、自宅や仕事の休憩中などに取り入れやすいセルフケアのひとつです。ただし、「強く押したほうがよさそう」と力任せに刺激するのはおすすめできません。
参考記事でも、強い刺激は皮膚や筋肉に負担をかける可能性があると言われています。大切なのは、ツボの場所を確認しながら無理のない範囲で行うこと。ここでは、腕の内側のツボを押す際に知っておきたい方法と注意点を紹介します。
親指を使ってゆっくり刺激する
「ツボって、どうやって押せばいいの?」
自分で腕の内側を刺激するときは、反対側の手の親指を使うと押しやすいでしょう。
たとえば参考記事では、ツボを親指で3秒ほどかけてゆっくり押し、3秒ほどかけてゆっくり離す方法が紹介されています。また、指圧だけでなく、円を描くように刺激する方法もあると言われています。
ポイントは、いきなりグッと力を入れないことです。「1、2、3」と数えながらゆっくり押して、同じように力を抜いていくと加減しやすくなります。
ツボ押しに慣れていない方ほど、最初は軽めの刺激から試してみましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/keiwan-tsubo/
「痛気持ちいい」程度を目安にする
「少しくらい痛いほうが、効いている感じがするけど……」
そう感じる方もいるかもしれません。しかし、ツボ押しは痛みを我慢しながら行うものではないと言われています。
セルフケアとして行う場合には、「痛気持ちいい」「心地よく刺激されている」と感じる程度をひとつの目安にするとよいでしょう。
特に腕の内側は、場所によって刺激の感じ方が異なります。隣の人と同じ力で押したからといって、同じように感じるとは限りません。
「もう少し強くても大丈夫かな?」くらいから始めて、自分に合った強さを探してみてください。強い痛みやしびれを感じた場合には、無理に続けないことが大切です。
引用元:せんねん灸
https://www.sennenq.co.jp/knowledge/selfcare/
強く押せばよいわけではない
「強く押したほうが早く変化を感じられるんじゃない?」
ツボ押しでは、強い刺激ほどよいとは限りません。
参考ページでは、ツボを強く押しすぎると皮膚や筋肉に負担をかける可能性があるため、力任せに押さないことが大切だと言われています。
また、同じ場所を長時間押し続けるのも控えたいところです。痛みを我慢しながら何度も刺激すると、かえって不快感が残る可能性も考えられます。
セルフケアは「たくさんやればよい」というものではありません。少し物足りないくらいの刺激から始め、腕の状態を確認しながら調整していきましょう。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/kata-tsubo/
腫れ・ケガ・強い痛みがある場所は刺激しない
「腕が痛いから、その場所を直接押したほうがいい?」
必ずしもそうとは限りません。
転倒やスポーツなどで腕をぶつけた直後や、腫れ、熱感、強い痛みなどがある場合には、安易にその部分を強く刺激しないことが大切です。
また、腕の痛みには筋肉の疲労だけでなく、骨や関節、神経などが関係するケースもあります。特に「じっとしていても強く痛む」「腕や手にしびれがある」「手に力が入りづらい」といった症状がある場合は注意が必要でしょう。
痛いところを見つけて何度も押すのではなく、気になる症状が続く場合には医療機関などへの相談も検討してください。
引用元:公益社団法人 日本整形外科学会
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/cervical_radiculopathy.html
ツボ押しだけで症状を改善しようとしない
「ツボを毎日押していれば、腕の痛みも改善する?」
ツボ押しはセルフケアとして取り入れられていますが、それだけですべての症状が改善するとは限りません。
参考記事でも、ツボ押しだけでは根本的な改善が難しい場合があるため、ストレッチや運動などを組み合わせることが紹介されています。
たとえば、パソコン作業が長い方なら、同じ姿勢を続けないよう途中で休憩を入れることも大切でしょう。肩や腕を軽く動かすなど、日常生活そのものを見直すことも選択肢になります。
「ツボを押しているから大丈夫」と考えず、痛みやしびれが続く場合には原因を確認することが重要です。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/keiwan-tsubo/
#腕のツボ押し
#腕の内側のツボ
#ツボの押し方
#セルフケア
#ツボ押しの注意点
腕の内側の痛みやしびれが続く場合は専門家へ相談しよう
「ツボを押しているけれど、腕の痛みがなかなか楽にならない」「最近はしびれまで感じる」といった場合は、セルフケアだけで様子を見続けないことも大切です。
腕の痛みやしびれは、筋肉の疲労だけでなく、首や神経などが関係して現れる場合もあると言われています。そのため、「腕が痛いから腕のツボを押せばいい」と単純に判断できないケースもあります。
ツボ押しは、あくまで日常生活で取り入れられるセルフケアのひとつ。症状が続く場合や徐々に強くなっている場合には、専門家に相談し、状態を確認してもらうことも検討しましょう。
ツボ押しはあくまでセルフケアのひとつ
「ツボを毎日押していれば、そのうち改善する?」
ツボ押しを続けていると、そう期待したくなる方もいるでしょう。ただ、ツボ押しだけですべての腕の不調に対応できるとは限りません。
参考記事でも、ツボ押しだけで根本的な改善を目指すのは難しい場合があり、ストレッチや運動などをあわせて行うことが紹介されています。
たとえば、デスクワークで長時間同じ姿勢を続けている方なら、途中で立ち上がったり、肩や腕を軽く動かしたりすることも大切でしょう。
「ツボを押しているから大丈夫」と考えるのではなく、普段の姿勢や腕の使い方なども振り返りながらセルフケアを取り入れてみてください。
引用元:住吉鍼灸院・接骨院
https://sumiyoshishinkyuseikotuin.com/keiwan-tsubo/
腕の痛みやしびれにはさまざまな原因がある
「腕がしびれるのは、使いすぎが原因なのかな?」
腕の痛みやしびれがあると、筋肉が疲れているだけだと思ってしまうこともあります。しかし、原因はひとつとは限らないと言われています。
日本整形外科学会によると、腕や手のしびれを伴うものとして、頚椎症性神経根症などが挙げられています。首から肩、腕に痛みが現れたり、手指にしびれを感じたりする場合があるようです。
もちろん、腕がしびれているからといって、必ず特定の病気があるという意味ではありません。ただ、症状だけで原因を自己判断するのは難しいでしょう。
痛みやしびれが続く場合には、「疲れているだけ」と決めつけず、医療機関などへの相談も検討してください。
引用元:公益社団法人 日本整形外科学会
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/cervical_radiculopathy.html
首や肩の状態が腕の症状に関係することもある
「腕が痛いのに、首や肩も確認する必要があるの?」
実は、腕に感じている症状でも、首周辺が関係している場合があると言われています。
日本脊髄外科学会によると、頚椎椎間板ヘルニアでは、首や肩甲骨周辺の痛みに加えて、腕や手に痛みやしびれが現れる場合があります。
このように、症状が出ている場所と原因と考えられる場所が、必ずしも一致するとは限りません。そのため、腕のツボを刺激し続けても変化がみられない場合には、腕だけを見るのではなく、首や肩を含めて状態を確認することも大切でしょう。
引用元:一般社団法人 日本脊髄外科学会
https://www.neurospine.jp/original43.html
症状が続く・悪化する場合は自己判断しない
「どのくらい痛かったら相談したほうがいい?」
痛みの感じ方には個人差があるため、一概に期間だけで判断するのは難しいところです。
ただ、腕や手のしびれが続いている、痛みが徐々に強くなっている、手に力が入りづらいといった変化がみられる場合には注意しましょう。
特に、手の細かな動作がしづらくなる症状などは、首周辺の病気でもみられることがあると言われています。
「もう少しツボを押して様子を見よう」と無理をせず、日常生活に支障が出ている場合や気になる症状が続いている場合には、専門家への相談を検討することが大切です。
引用元:一般社団法人 日本脊髄外科学会
https://www.neurospine.jp/original42.html
体の状態に合わせたケアを行うことが大切
「結局、ツボ押しはやめたほうがいいの?」
そういうわけではありません。腕の内側にあるツボを押すことは、日常生活に取り入れやすいセルフケアのひとつと言われています。
大切なのは、ツボ押しだけに頼らないことです。腕を使いすぎているなら休息を取る、デスクワークが続くなら適度に体を動かすなど、そのときの状態に合わせてケアを選びましょう。
また、鍼灸施術では、症状が出ている場所だけではなく、体の状態を確認しながら使用するツボを選ぶ考え方があります。
「腕の内側のツボを押しているけれど変わらない」と感じたときは、セルフケアの方法そのものを見直すタイミングかもしれません。気になる症状が続く場合には、無理をせず専門家へ相談してみてください。
引用元:公益社団法人 日本鍼灸師会
https://www.harikyu.or.jp/acupuncture/acupuncture-02/
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