肩を柔らかくするには?まず知っておきたい肩の仕組み
「肩を柔らかくする方法を知りたい」と思ったとき、すぐにストレッチを始めたくなる方も多いですよね。ただ、肩は一つの部分だけが動いているわけではありません。肩関節だけでなく、肩甲骨やその周りの筋肉などが連携して腕を動かしていると言われています。
「じゃあ、肩甲骨も関係しているの?」と思いますよね。実はここが大切なポイントです。肩甲骨の動きにも目を向けながら、自分の肩がどの程度動いているのか確認してみましょう。
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/public/about/locomotorium.html
肩の柔軟性には肩関節と肩甲骨が関係している
「肩が硬い」というと、肩関節だけに原因があるように感じるかもしれません。しかし、腕を動かす際には肩関節だけでなく、肩甲骨や周辺の筋肉なども関わっていると言われています。
参考記事でも、肩甲骨には多くの筋肉が付着し、さまざまな方向へ動くことで肩周りの動きを補助すると紹介されています。「肩を柔らかくしたいから肩だけを伸ばす」と考えず、肩甲骨を含めて考えることがポイントでしょう。
引用元:ふじさわ整体院 https://fujisawaseitai.com/case-blog/scapular-release-benefits-fujisawa/
肩甲骨は腕の動きに合わせて動いている
「肩甲骨って、そんなに動くの?」と意外に思う方もいるでしょう。
肩甲骨は背中にある骨ですが、腕を上げる動作に合わせて動きます。日本整形外科学会によると、腕を90度以上上げる際には、上腕骨と肩甲骨の間の関節だけでなく、肩甲骨も胸郭の上を移動しながら上方へ回転するとされています。
つまり、腕を大きく動かすには、肩だけを見るのではなく肩甲骨の動きも重要だと考えられます。
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/winged_scapula.html
肩が硬いと腕を上げたり後ろに回したりしにくくなる
「以前より腕が上げづらい」「背中に手を回しにくい」と感じることはありませんか?
肩周辺の動きが悪くなると、腕を上げる、服を着替える、髪を整えるといった普段の動作にも影響が出る場合があります。実際、肩関節周囲炎などでは肩の痛みだけでなく、関節の動きが悪くなることもあるとされています。
ただし、動かしづらさの原因は単純な筋肉の硬さだけとは限りません。痛みを伴う場合は無理にストレッチを続けないことも大切です。
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/frozen_shoulder.html
肩は柔らかければ柔らかいほどよいわけではない
「だったら、とにかく柔らかくすればいいんだ」と思うかもしれませんが、無理に可動域を広げようとするのは避けたいところです。
肩の動かしにくさには、筋肉の柔軟性だけでなく、姿勢や運動量、関節などさまざまな要素が関係すると言われています。大切なのは誰かと柔らかさを競うことではなく、自分に必要な範囲で肩をスムーズに動かせる状態を目指すことです。
特に動かしたときに痛みがある場合や明らかな動作の異常がある場合には注意が必要とされています。
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/public/motion/bug.html
自分の肩が硬いか簡単にチェックする方法
最後に、肩の動きを簡単に確認してみましょう。
「両腕をゆっくり頭の上まで上げられるか」「左右で動かしやすさに大きな差がないか」「動かしたときに痛みが出ないか」といったポイントを見ると、自分の肩の状態を確認する一つの目安になります。
ただし、これはあくまでセルフチェックです。関節の動きが悪い場合には、関節だけでなく筋肉や神経などが関係している可能性もあると言われています。強い痛みや明らかな左右差がある場合は、自分だけで判断せず専門家へ相談しましょう。
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/public/motion/point.html
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