土踏まずに激痛が走るのはなぜ?考えられる主な原因
「朝起きたら土踏まずに激痛が走った」「歩くたびに足の裏がズキッと痛む」。そんな症状が突然現れると、何が原因なのか不安になりますよね。
土踏まずの激痛には、足裏の筋肉や足底腱膜への負担だけでなく、骨や神経の問題が関係している場合もあります。立ち仕事や歩きすぎによる疲労が影響することもあれば、足の組織が傷ついているケースも考えられます。
ただし、痛む場所だけで原因を判断することはできません。まずは、代表的な原因とそれぞれの特徴を確認していきましょう。
足底腱膜炎によって土踏まずに強い痛みが出る
足底腱膜炎は、かかとから足の指の付け根に伸びる組織に負担がかかり、痛みが生じる状態です。特に朝の一歩目や、長時間座った後の歩き始めに強く痛むことがあると言われています。
引用元:済生会 https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/plantar_fasciitis/
長時間の立ち仕事や歩きすぎによる筋肉への負担
長時間立ち続けたり、普段より多く歩いたりすると、足裏の筋肉や腱膜に負担が蓄積することがあります。「夕方になると土踏まずが痛い」という方は、日中の足の使い方が影響しているかもしれません。
引用元:薮下整骨院 https://www.krm0730.net/blog/2557/
扁平足や足のアーチの崩れによる負担の集中
土踏まずには、体重を支えながら歩行時の衝撃を分散する役割があります。扁平足などでアーチが低下すると、足の内側に負担がかかりやすくなると言われています。ただし、扁平足だからといって必ず痛みが出るわけではありません。
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/adult_period_flatfoot.html
疲労骨折や足の骨・関節の損傷が関係する場合
土踏まずの激痛には、疲労骨折などの骨の損傷が隠れている場合もあります。特にランニングやジャンプを繰り返す方は注意が必要です。歩くと強く痛む、特定の場所を押すと痛い場合は、早めに整形外科へ相談しましょう。
引用元:AAOS https://orthoinfo.aaos.org/en/diseases–conditions/stress-fractures
足根管症候群など神経への圧迫による痛み
足首の内側を通る神経が圧迫されると、土踏まずや足裏に痛みやしびれが現れることがあります。「ピリピリする」「焼けるように痛い」と感じる場合は、足根管症候群など神経の問題が関係している可能性も考えられます。
足底腱膜の断裂など急な損傷が起こっている場合
運動中に突然土踏まずへ激痛が走った場合、足底腱膜の断裂が関係している可能性もあります。急な踏み込みやジャンプをきっかけに起こることがあり、腫れや内出血を伴うケースもあると言われています。無理に歩かず、早めに整形外科で確認することが大切です。
引用元:Sports Medicine Review https://patients.sportsmedreview.com/conditions/plantar-fascia-tear
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土踏まずの激痛は症状で違う?痛み方から考える原因
「朝起きたときだけ土踏まずが痛い」「歩くと激痛が走るけど、座っていると楽になる」。このように、土踏まずの痛みは人によって現れ方が異なります。
実は、痛みが出るタイミングや場所、しびれの有無などは、原因を考えるうえで大切な手がかりになると言われています。
ただし、同じような症状でも原因が異なる場合があるため、痛み方だけで判断することはできません。どのようなときに痛むのか、順番に確認していきましょう。
朝起きて最初の一歩で土踏まずに激痛が走る場合
朝起きて足を床につけた瞬間、土踏まずにズキッと痛みが走ることはありませんか?こうした症状は、足底腱膜炎でよく見られる特徴の一つと言われています。しばらく歩くと痛みが和らぐ場合もあります。
引用元:Mayo Clinic https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/plantar-fasciitis/symptoms-causes/syc-20354846
歩くと痛い・体重をかけると激痛が出る場合
歩くたびに土踏まずが痛む場合、足底腱膜への負担だけでなく、骨や関節の損傷が関係している可能性もあります。特に体重をかけられないほど痛む場合は、無理に歩かず医療機関へ相談することが大切です。
引用元:NHS https://www.nhs.uk/symptoms/foot-pain/
土踏まずを押すとピンポイントで強く痛む場合
土踏まずの一部分を押すと強く痛む場合、足底腱膜の問題や疲労骨折などが考えられます。特に運動量が増えた後から痛みが続いている場合は注意が必要です。原因を確かめようとして、何度も強く押すことは避けましょう。
引用元:AAOS https://orthoinfo.aaos.org/en/diseases–conditions/stress-fractures
何もしていないのにズキズキ痛む場合
座っているときや寝ているときにも土踏まずが痛む場合、神経の問題や炎症などが関係している可能性があります。安静にしていても強い痛みが続く場合は、単なる疲労と決めつけないことが大切です。
引用元:Mayo Clinic https://www.mayoclinic.org/symptoms/foot-pain/basics/causes/sym-20050792
土踏まずの内側や外側だけが痛む場合
土踏まずの内側が痛む場合は、足のアーチを支える組織への負担が考えられます。一方、外側の痛みには別の腱や骨の問題が関係することもあります。痛む場所に加えて、歩行時の変化も確認しましょう。
引用元:NHS https://www.nhs.uk/symptoms/foot-pain/pain-in-the-bottom-of-the-foot/
痛みと一緒に腫れ・熱感・しびれがある場合
土踏まずの激痛に腫れや熱感、しびれが伴う場合は注意が必要です。炎症や神経の圧迫、感染などが関係している可能性もあります。特に赤みや発熱がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
引用元:Mayo Clinic https://www.mayoclinic.org/symptom-checker/foot-swelling-or-leg-swelling-in-adults-adult/related-factors/itt-20009075
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土踏まずに激痛が走ったときの対処法とやってはいけないこと
「急に土踏まずが痛くなったけど、冷やした方がいい?」「ストレッチをすれば楽になるのかな?」と迷うことはありませんか?
土踏まずに激痛が走ったときは、まず足への負担を減らすことが大切だと言われています。痛みの原因によって適切な対応は異なりますが、無理に動かすことで症状が悪化する場合もあるため注意が必要です。
特に、歩けないほどの痛みや強い腫れがある場合は、セルフケアだけで対処しようとせず、早めに整形外科へ相談しましょう。
激痛があるときは無理に歩かず足を休ませる
土踏まずに強い痛みがある場合は、無理に歩き続けないことが大切です。立ち仕事や運動を一時的に控え、足への負担を減らしましょう。痛みを我慢して動き続けると、組織への負担が増える可能性があると言われています。
引用元:NHS https://www.nhs.uk/conditions/plantar-fasciitis/
腫れや熱感がある場合はタオル越しに冷やす
土踏まずに腫れや熱感がある場合、冷却によって一時的に痛みが和らぐことがあります。保冷剤をタオルで包み、15〜20分程度を目安に冷やしましょう。ただし、氷を直接当てたり、長時間冷やし続けたりすることは避けてください。
引用元:Mayo Clinic https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/plantar-fasciitis/diagnosis-treatment/drc-20354851
土踏まずを強く押したり揉んだりしない
「痛いところを揉めば楽になるかも」と思う方もいるでしょう。しかし、激痛があるときに強く刺激すると、傷ついた組織へ負担をかける可能性があります。原因がわかるまでは、無理に押したり揉んだりすることは控えましょう。
引用元:米国整形外科学会 https://orthoinfo.aaos.org/en/diseases–conditions/plantar-fasciitis-and-bone-spurs/
痛みが強いときにストレッチを避けた方がよい理由
足底腱膜炎ではストレッチが役立つと言われていますが、突然の激痛がある場合は別です。組織の損傷が隠れている可能性もあるため、痛みを我慢して足裏を伸ばすことは避けましょう。
引用元:NHS Gateshead Health https://www.gatesheadhealth.nhs.uk/wp-content/uploads/2023/09/Patient-Information-on-Plantar-Fasciitis.pdf
靴やインソールを見直して足裏への負担を減らす
底の薄い靴やクッション性の低い靴は、土踏まずへの負担を増やす場合があります。足に合った靴やアーチを支えるインソールを選ぶことで、歩行時の痛みが軽減する可能性があると言われています。
引用元:米国リハビリテーション医学会 https://www.aapmr.org/about-physiatry/conditions-treatments/musculoskeletal-medicine/plantar-fasciitis
痛みを我慢して運動や長時間の歩行を続けない
「少し動けば痛みがなくなるかな」と考えて、運動を続けていませんか?強い痛みがある状態で走ったり、長時間歩いたりすると、足裏への負担が増えるおそれがあります。痛みが落ち着くまでは活動量を調整し、無理をしないことが大切です。
引用元:米国スポーツ医学整形外科学会 https://www.sportsmed.org/plantar-fasciitis
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土踏まずの激痛は病院へ行くべき?注意したい症状と相談の目安
「土踏まずが痛いけど、病院に行くほどではないかな?」「しばらく休めば改善するかも」と迷っていませんか?
土踏まずの痛みは、歩きすぎや筋肉への負担によって起こることもあります。しかし、突然の激痛や強い腫れがある場合は、骨折や足底腱膜の損傷などが隠れている可能性も考えられます。
特に、足を地面につけられないほど痛む場合や、安静にしていても痛みが続く場合は注意が必要です。どのような症状が出たら医療機関へ相談した方がよいのか、確認していきましょう。
足を地面につけられないほど痛い場合
土踏まずに激痛が走り、体重をかけられない場合は、骨折や腱などの損傷が関係している可能性があります。「少し休めば大丈夫」と無理に歩かず、速やかに整形外科で確認してもらいましょう。
引用元:Mayo Clinic https://www.mayoclinic.org/symptoms/foot-pain/basics/when-to-see-doctor/sym-20050792
突然の激痛とともに腫れや内出血が出た場合
運動中や歩行中に突然強い痛みが走り、腫れや内出血が現れた場合は注意が必要です。足底腱膜の断裂や骨・靱帯の損傷なども考えられるため、無理に動かさず早めに医療機関へ相談しましょう。
引用元:Cleveland Clinic https://my.clevelandclinic.org/health/diseases/14709-plantar-fasciitis
安静にしていても強い痛みが続く場合
「座っていてもズキズキする」「夜も痛くて眠れない」。そんな状態が続く場合は、単なる筋肉疲労とは限りません。神経の問題や炎症なども考えられるため、痛みが強い場合は早めに整形外科で確認してもらうことをおすすめします。
引用元:NHS https://www.nhs.uk/symptoms/foot-pain/pain-in-the-bottom-of-the-foot/
発熱や赤み・しびれなどを伴う場合
土踏まずの痛みに発熱や赤み、熱感が伴う場合は、感染などが関係している可能性もあります。また、しびれや感覚の鈍さが続く場合は神経の問題も考えられます。特に発熱と赤みが同時に現れた場合は、速やかに医療機関へ相談しましょう。
引用元:Mayo Clinic https://www.mayoclinic.org/symptom-checker/foot-pain-or-ankle-pain-in-adults-adult/related-factors/itt-20009075
土踏まずの痛みが長引く・繰り返す場合
一度痛みが落ち着いても、歩くたびに再発する場合は注意が必要です。足底腱膜への負担や足の使い方が関係している可能性もあります。日常生活に支障がある場合や、セルフケアを続けても改善しない場合は、整形外科への相談を検討しましょう。
引用元:NHS https://www.nhs.uk/symptoms/foot-pain/pain-in-the-top-of-the-foot/
整形外科ではどのような検査や施術を行う?
整形外科では、痛みが出たきっかけや場所を確認し、触診や足の動きなどを調べると言われています。必要に応じてレントゲンやMRI、超音波検査を行い、骨や足底腱膜の状態を確認する場合もあります。その結果に応じて、安静や装具の使用、運動療法などが検討されます。
引用元:NYU Langone Health https://nyulangone.org/conditions/plantar-fasciitis/diagnosis
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土踏まずの激痛を繰り返さないための予防法とセルフケア
「土踏まずの痛みが落ち着いたのに、また痛くなった」「歩くたびに再発しないか心配」。そんな悩みを抱えていませんか?
土踏まずの激痛を繰り返さないためには、足裏だけでなく、ふくらはぎの柔軟性や足のアーチ、普段履いている靴などを見直すことが大切だと言われています。
ただし、痛みが残っている状態で無理に運動すると、かえって負担が増える場合もあります。まずは原因を確認し、症状に合わせて少しずつセルフケアを取り入れていきましょう。
足底腱膜とふくらはぎの柔軟性を保つストレッチ
足底腱膜炎では、足裏やふくらはぎのストレッチが痛みの軽減に役立つと言われています。壁に手をついてふくらはぎをゆっくり伸ばすなど、無理のない方法から始めましょう。強い痛みがある場合は控えてください。
引用元:Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy https://doi.org/10.2519/jospt.2023.0303
足のアーチを支える筋肉を鍛える運動
足のアーチを支える筋肉を鍛えることも、負担を減らす方法の一つです。例えば、床に置いたタオルを足の指でたぐり寄せる運動があります。痛みが落ち着いてから、無理のない回数で取り入れてみましょう。
引用元:江戸川病院 https://www.edogawa.or.jp/edogawa_new/department/sports/diseases/plantar-fasciitis/
土踏まずへの負担を減らす靴とインソールの選び方
靴底が薄すぎたり、足に合っていなかったりすると、土踏まずに負担がかかる場合があります。クッション性があり、足のアーチを適度に支える靴を選ぶことが大切です。必要に応じてインソールを活用することも選択肢になります。
引用元:NHS https://www.nhs.uk/conditions/plantar-fasciitis/
長時間の立ち仕事や歩行で気をつけたいこと
立ち仕事が続く方は、同じ姿勢を長時間続けないように意識しましょう。休憩中に座って足を休ませるなど、小さな工夫が大切です。痛みが出やすい日は、歩く距離や立っている時間を調整することも考えてみてください。
引用元:RDaSH NHS Foundation Trust https://www.rdash.nhs.uk/services/podiatry-foot-protection/musculoskeletal-foot-care/plantar-fasciitis/
運動量を急に増やさず足への負担を調整する
「健康のために歩く距離を増やしたら、土踏まずが痛くなった」という方もいるでしょう。急激な運動量の増加は、足裏への負担につながると言われています。運動を再開するときは、痛みの様子を確認しながら少しずつ活動量を増やしましょう。
引用元:Nicholas Institute of Sports Medicine and Athletic Trauma https://nismat.org/patient-care/patient-education/injury-evaluation-and-treatment/lower-body/plantar-fasciitis/
痛みが改善しても再発を防ぐために意識したい習慣
土踏まずの痛みが和らいでも、すぐに以前と同じ運動量へ戻すのは避けたいところです。ストレッチや筋力運動を継続し、足への負担を調整することが再発予防につながると考えられています。痛みが繰り返す場合は、整形外科で原因を確認しましょう。
引用元:Newcastle Hospitals NHS Foundation Trust https://www.newcastle-hospitals.nhs.uk/services/newcastle-occupational-health-service/information-for-staff/physiotherapy/self-help-leaflets/plantar-fasciopathy/
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監修者みやがわ整骨院 院長 宮川 晃司 |







