こめかみが痛い頭痛とは?痛む場所と特徴
「こめかみが痛い頭痛があるけど、これって何が原因なんだろう?」と気になる方も多いのではないでしょうか。ひとことで頭痛といっても、ズキズキする、ギューッと締め付けられる、片側だけ痛むなど、感じ方には違いがあります。
参考記事でも、こめかみの痛みには片頭痛や緊張型頭痛などが関係する一方、頭痛以外の原因が隠れている場合もあると言われています。まずは「どこが、どんなふうに痛むのか」を確認していきましょう。
引用元:薮下整骨院
https://x.gd/krm3125
こめかみ周辺には筋肉・血管・神経が集まっている
「どうして、こめかみって痛くなるの?」と疑問に感じますよね。
頭痛には神経や血管などが関係していると考えられており、片頭痛では三叉神経と血管が関わる仕組みなどが研究されています。また、首や肩の筋肉が緊張した状態が続くことで、頭痛につながる場合もあると言われています。
そのため、「こめかみが痛い=こめかみだけに原因がある」と決めつけるのは避けたいところです。首や肩の状態、疲れ方なども含めて考えることが大切でしょう。
引用元:日本頭痛学会
https://x.gd/jhs2021
ズキズキする痛みと締め付けられる痛みの違い
こめかみの「痛み方」は、頭痛の種類を考える一つの手がかりになると言われています。
たとえば、「脈を打つようにズキズキする」という痛みは、片頭痛でみられる特徴の一つです。一方、「頭をギューッと締め付けられる」「圧迫されている感じ」といった痛みは、緊張型頭痛でみられることがあります。
「どちらも同じ頭痛じゃないの?」と思うかもしれませんが、それぞれ特徴は異なります。いつ、どのような痛みが出たのかを覚えておくと、自分の状態を伝える際にも役立つでしょう。
引用元:済生会
https://x.gd/tension01
右・左の片側だけ痛む場合と両側が痛む場合
「右のこめかみだけ痛いから片頭痛かな?」と考える方もいるでしょう。
片頭痛という名前から「必ず片側が痛む」と思われがちですが、両側に痛みが出るケースもあると言われています。一方、緊張型頭痛では、頭の両側に圧迫感や締め付け感が現れることが特徴の一つです。
ただし、「右だから片頭痛」「両側だから緊張型頭痛」と単純に判断することはできません。痛み方や吐き気、光や音への敏感さなど、ほかの特徴もあわせて確認することが大切です。
引用元:済生会
https://x.gd/migraine01
頭痛以外が原因でこめかみが痛むこともある
「こめかみが痛いなら、原因は頭痛なの?」というと、そうとは限りません。
頭痛には、片頭痛や緊張型頭痛などの一次性頭痛だけでなく、ほかの病気などに伴って起こる二次性頭痛もあると言われています。また、参考記事では副鼻腔炎や歯ぎしり、食いしばりなどが、こめかみ周辺の痛みに関係する場合もあると紹介されています。
だからこそ、痛む場所だけで原因を決めつけないことが大切です。突然の激しい頭痛や、これまで経験したことのない痛みが現れた場合には、早めに医療機関へ相談しましょう。
引用元:日本神経学会
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こめかみが痛いときに考えられる主な頭痛の種類
「こめかみが痛い頭痛って、全部同じなの?」と思う方もいるかもしれません。実際には、こめかみ周辺に痛みが出る頭痛にはいくつかの種類があると言われています。
代表的なのが、片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛です。ただし、痛む場所だけで種類を決めるのは難しく、痛み方や持続時間、吐き気などの症状もあわせて考えることが大切です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
引用元:済生会
https://x.gd/saiseikai-headache
片側がズキズキ痛む「片頭痛」
「こめかみが脈を打つようにズキズキする」という場合、片頭痛でみられる痛み方と似ていることがあります。
片頭痛では、ズキズキとした拍動性の頭痛が繰り返し起こると言われています。頭の片側に出ることが多いものの、両側が痛むケースもあるため、「片側じゃないから片頭痛ではない」とは限りません。
また、体を動かすと痛みが強くなったり、吐き気を伴ったり、光や音をいつも以上にまぶしい・うるさいと感じたりする場合もあるようです。
引用元:済生会
https://x.gd/saiseikai-migraine
両側が締め付けられるように痛む「緊張型頭痛」
「ズキズキというより、頭をギューッと締め付けられる感じがする」。そんな痛みでは、緊張型頭痛の特徴と重なることがあります。
緊張型頭痛では、頭全体や後頭部に鈍い締め付け感や圧迫感が現れると言われています。片頭痛のような拍動性の痛みとは異なり、「帽子をきつくかぶっているような感じ」と表現されることもあるようです。
デスクワークなどで首や肩の緊張が気になる方は、頭痛だけでなく普段の姿勢や生活環境にも目を向けてみるとよいでしょう。
引用元:済生会
https://x.gd/saiseikai-tension
片側の目の奥からこめかみに激痛が出る「群発頭痛」
「目の奥からこめかみにかけて、かなり強く痛む」というケースでは、群発頭痛の可能性も考える必要があります。
群発頭痛では、一般的に片側の目の周囲や目の上、こめかみなどに強い痛みが現れ、15〜180分ほど続くと言われています。さらに、痛む側の目が充血する、涙が出る、鼻水や鼻づまりが起こるといった症状を伴うことも特徴です。
一定期間に集中して繰り返す傾向もあるため、「いつもの頭痛と違う」と感じた場合には自己判断せず、医療機関へ相談しましょう。
引用元:済生会
https://x.gd/saiseikai-cluster
痛む場所だけで頭痛の種類を判断するのは難しい
「右のこめかみだから片頭痛」「両側だから緊張型頭痛」と考えたくなりますが、実際はそこまで単純ではありません。
たとえば片頭痛でも両側に痛みが出る場合があります。また、頭痛には一次性頭痛だけでなく、別の病気に伴って起こる二次性頭痛もあると言われています。
突然経験したことのない激しい頭痛が出た、手足のしびれや言葉の出づらさ、意識の変化などを伴うといった場合は注意が必要です。痛む場所だけで判断せず、普段との違いにも目を向けてください。
引用元:済生会横浜市南部病院
https://x.gd/nanbu-headache
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頭痛以外でこめかみが痛くなる原因
「頭痛持ちではないのに、なぜかこめかみが痛い」ということもありますよね。実は、こめかみ周辺の痛みは頭痛だけが関係しているとは限らないと言われています。
たとえば、長時間のデスクワークによる首や肩への負担、スマホやパソコンによる目の疲れ、歯ぎしり・食いしばりなども考えられます。さらに、鼻の症状を伴う場合には副鼻腔炎など別の病気が関係している可能性もあります。「いつもの頭痛だから」と決めつけず、ほかにどんな症状が出ているかにも目を向けてみましょう。
引用元:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
https://x.gd/jibika18
首や肩のこり・長時間のデスクワーク
「仕事をしていると、夕方になるにつれてこめかみが重くなる」という方はいませんか?
長時間同じ姿勢でパソコン作業などを続けていると、首や肩の筋肉に負担がかかりやすくなると言われています。済生会でも、不自然な姿勢での長時間のデスクワークは、首や肩の筋・筋膜性疼痛につながる場合があると紹介されています。
さらに、緊張型頭痛では肩や後頸部、頭部の筋肉の緊張が関係するケースもあるようです。こめかみの痛みが気になるときは、頭だけでなく「最近、首や肩もガチガチになっていないかな?」と振り返ってみるのも一つでしょう。
引用元:済生会
https://x.gd/neckpain01
スマホやパソコンによる姿勢の乱れ・眼精疲労
「スマホを長く見たあとに、目の奥やこめかみがつらい」。そんな経験がある方もいるでしょう。
近くの画面を見続けると、ピント調節に関わる目の筋肉などに負担がかかり、眼精疲労につながる場合があると言われています。眼精疲労では目の疲れだけでなく、頭痛や肩こりを伴うこともあるようです。
また、画面をのぞき込むような姿勢が続けば、首や肩にも負担がかかります。仕事やスマホを長時間使う方は、適度に画面から目を離して休憩することも意識したいですね。
引用元:済生会
https://x.gd/eyestrain01
歯ぎしり・食いしばり・顎関節の負担
「朝起きたときに、こめかみや顎のあたりが疲れている」という場合は、歯ぎしりや食いしばりにも目を向けてみましょう。
参考記事では、歯ぎしりや食いしばりによって側頭筋などに負担がかかり、こめかみの痛みにつながる可能性があると紹介されています。
特に、「朝に痛みを感じやすい」「顎も疲れている」「無意識に歯を食いしばっている」という場合は、頭だけが原因とは限りません。気になる状態が続くときは自己判断せず、歯科など適切な医療機関へ相談することも大切です。
引用元:薮下整骨院
https://x.gd/krm3125
副鼻腔炎や神経などが関係している場合もある
「鼻づまりもあるし、顔や頭まで重い」という場合には、副鼻腔炎などが関係していることもあると言われています。
副鼻腔炎では鼻づまりや粘りのある鼻汁だけでなく、頬・鼻周辺・額の痛みや頭重感などが現れる場合があります。また、顔の感覚に関係する三叉神経の障害によって、顔面に痛みが出るケースもあるようです。
こめかみの痛みだけを見て原因を判断するのは難しいものです。鼻の症状や顔の強い痛みなどを伴う場合、長引いている場合には、医療機関へ相談して原因を確認しましょう。
引用元:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
https://x.gd/sinusitis01
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こめかみが痛いときの対処法と注意点
「こめかみが痛いとき、とりあえず揉めばいいのかな?」と考える方もいるかもしれません。ただ、頭痛は種類によって特徴が異なるため、すべて同じ対処法でよいとは限らないと言われています。
大切なのは、痛み方やその日の体調を確認しながら無理をしないことです。また、睡眠不足や食事、水分不足など、普段の生活を振り返ることもポイントになります。ここでは、こめかみが痛い頭痛があるときに意識したい対処法を紹介します。
引用元:日本頭痛学会
https://x.gd/jhs-headache
頭痛のタイプに合わせて安静にする
「頭痛が出たら、まず何をすればいい?」と迷いますよね。
片頭痛では光や音、においなどに敏感になる場合があり、動くことで痛みが強くなることもあると言われています。そのため、無理に動き続けず、できるだけ刺激の少ない環境で休むことが一つの方法です。
一方、緊張型頭痛は片頭痛とは特徴が異なります。「頭痛だから全部同じ」と考えず、自分の痛み方や体調に合わせて過ごすことが大切でしょう。強い痛みが続く場合には、我慢し過ぎないようにしてください。
引用元:日本神経学会
https://x.gd/jsn-headache
首や肩の緊張が強い場合は姿勢や休憩を見直す
「夕方になると、首や肩がガチガチでこめかみまで重い」という方もいるでしょう。
長時間のデスクワークや同じ姿勢が続く環境では、首や肩周辺に負担がかかりやすいと言われています。そのため、パソコン作業の途中で立ち上がったり、姿勢を変えたりして、同じ姿勢を続けない工夫も必要です。
また、画面を見る位置が低過ぎると、頭が前に出た姿勢になりやすくなります。「仕事だから仕方ない」とそのままにせず、机や椅子、モニターの位置を一度確認してみるのもよいでしょう。
引用元:厚生労働省
https://x.gd/mhlw-vdt
睡眠・食事・水分など生活習慣を整える
「忙しくて寝不足」「朝ごはんを抜くことが多い」という生活が続いていませんか?
片頭痛では、睡眠不足や睡眠の取り過ぎ、空腹などが誘因になる場合があると言われています。また、脱水によって頭痛が起こるケースもあるため、普段から適度な水分補給を意識することも大切です。
もちろん、生活習慣を整えればすべての頭痛が改善するというわけではありません。ただ、「どんな日に頭痛が出やすいかな?」と振り返ることで、自分なりの傾向に気づけることがあります。頭痛が起きた時間や睡眠時間などを記録しておくのも一つの方法でしょう。
引用元:日本頭痛学会
https://x.gd/jhs-migraine
強くこめかみを押したり揉んだりし過ぎない
「痛いところを強く揉んだら楽になりそう」と感じることもありますよね。しかし、こめかみが痛いからといって、強く押したり揉んだりすることが適しているとは限りません。
特に頭痛の原因がはっきりしていない段階では、痛みのある部分を無理に刺激するより、まず安静にして様子を見ることが大切です。
また、突然起こった強い頭痛や、今まで経験したことのない痛みの場合には注意が必要と言われています。「いつもの頭痛だろう」と決めつけず、普段と明らかに違うと感じたときは医療機関へ相談してください。
引用元:日本赤十字社
https://x.gd/jrc-headache
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こめかみの頭痛で注意したい症状と来院の目安
「こめかみが痛いけど、少し休めば大丈夫かな?」と迷うこともありますよね。頭痛の多くは片頭痛や緊張型頭痛などに分類されますが、なかには別の病気に伴って起こる二次性頭痛もあると言われています。
特に、突然起こった強い頭痛や、いつもとは明らかに違う痛みには注意が必要です。また、しびれや意識の変化など、頭痛以外の症状が一緒に出ていないかも確認しておきたいところ。普段の頭痛との違いを一つの目安にして、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。
引用元:日本神経学会
https://x.gd/jsn-guide
突然経験したことのない激しい頭痛が起きた場合
「急に、今まで経験したことのないような頭痛が出た」。このような場合は、単なる疲れや肩こりと自己判断しないことが大切です。
突然起こる非常に強い頭痛は、くも膜下出血などでもみられる症状の一つと言われています。くも膜下出血では、突然の激しい頭痛に加えて、吐き気や嘔吐、意識障害などを伴う場合もあるようです。
「少し寝れば改善するかな」と様子を見続けるのではなく、これまでにない突然の激しい頭痛が現れた場合には、速やかに救急要請を含めた医療機関への相談を検討してください。
引用元:日本脳卒中協会
https://x.gd/jsa-stroke
吐き気・しびれ・意識の変化などを伴う場合
「頭痛だけじゃなくて、手足の感覚もおかしい」。そんなときも注意が必要です。
脳卒中では、片側の手足や顔の麻痺・しびれ、ろれつが回りづらい、言葉が出づらい、突然の激しい頭痛などが現れる場合があると言われています。
もちろん、吐き気やしびれがあれば必ず脳の病気というわけではありません。ただし、突然症状が出た場合や、普段とは明らかに様子が違うときは自己判断を避けることが重要です。意識の変化などがみられる場合も、速やかな対応を考えましょう。
引用元:国立循環器病研究センター
https://x.gd/ncvc-stroke
頭痛が繰り返す・以前より強くなっている場合
「前から頭痛はあるけど、最近回数が増えた気がする」という方もいるでしょう。
頭痛を繰り返している場合でも、「いつものことだから」と放置するのは避けたいところです。頭痛の頻度や程度が変化した場合、これまでとは異なる原因が関係している可能性もあると言われています。
いつ起きたのか、どこが痛んだのか、どのくらい続いたのかなどを記録しておくと、医療機関で状態を伝える際にも役立ちます。「以前より痛みが強い」「回数が増えてきた」と感じる場合は、一度相談してみるとよいでしょう。
引用元:日本頭痛学会
https://x.gd/jhs-guide
日頃からできるこめかみの頭痛を予防するポイント
「できれば、頭痛が起こる回数を減らしたい」ですよね。
片頭痛では、睡眠不足や睡眠の取り過ぎ、空腹、ストレスなどが誘因になる場合があると言われています。ただ、人によって頭痛が起こりやすい状況は異なるため、自分の傾向を知ることがポイントです。
たとえば「寝不足の翌日に痛くなりやすい」「忙しい日が続くとこめかみが痛む」など、頭痛が起きた日の睡眠や食事、体調を簡単に記録してみましょう。規則正しい生活を心がけながら、自分にとっての誘因を把握して避けることが予防につながる場合があります。
引用元:日本頭痛学会
https://x.gd/jhs-migraine-prevention
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