指が攣ったときの対処法|今すぐできるセルフケア

「急に指が攣った。どうしたらいい?」というときは、焦って強く動かすより、まず指にかかっている負担を減らすことから始めましょう。
筋肉のけいれんでは、負担となっている動作を中断したり、無理のない範囲で筋肉を伸ばしたりする方法が用いられると言われています。ただし、強い痛みやしびれなどがある場合は、単なる指の攣りと決めつけないことも大切です。
まず作業を止めて指の力を抜く
「パソコンを使っていたら、急に指が攣った」という場合、そのまま作業を続けるのは避けたいところです。
手や指は、同じ動作を繰り返すことで腱や周辺組織に負担がかかる場合があると言われています。まずスマホやパソコン、家事などの作業を止めて、手を楽な状態にしてみましょう。
特に指を頻繁に使っていた場合は、少し休ませることもセルフケアの一つです。
引用元:一宮西病院
https://www.anzu.or.jp/ichinomiyanishi/about/column/trigger-finger/
痛みを確認しながらゆっくり動かす
「攣った指は伸ばしたほうがいいの?」と迷いますよね。
筋肉が攣った場合には、けいれんしている筋肉をゆっくり伸ばす方法が用いられると言われています。ただし、勢いよく引っ張る必要はありません。
指を動かせる状態であれば、痛みの程度を確認しながら少しずつ動かしてみましょう。「痛いけれど我慢して伸ばす」というやり方は避け、無理のない範囲にとどめることがポイントです。
引用元:広島県医師会
https://www.hiroshima.med.or.jp/kenmin/pamphlet/qq_20180909/pageindices/index8.html
手や前腕を無理のない範囲でケアする
「指だけを伸ばせばいい」と考えがちですが、指を動かす腱や筋肉は手から前腕にかけても関係しています。
手指の負担に対しては、安静やストレッチなどが取り入れられることがあると言われています。ただし、痛みを感じるほど強く伸ばしたり、何度も繰り返したりする必要はありません。
指だけに集中せず、手や前腕も含めて休ませる意識を持つとよいでしょう。
引用元:千葉市立青葉病院
https://hospital.city.chiba.jp/aoba/department/section/orthopedics/hand_surgery/trigger_finger/
冷えている場合は手を温める
「冬になると指が攣りやすい気がする」という方もいるのではないでしょうか。
筋肉のけいれんは、冷えているときに起こりやすくなる場合があると言われています。そのため、手が冷えている場合には、冷たい環境を避けるなど、冷えへの対策を考えるのも一つです。
ただし、腫れや熱感、強い痛みがあるときは温めることが適さないケースもあるため、状態に合わせることが大切でしょう。
引用元:沖縄県医師会
https://archive.okinawa.med.or.jp/old201402/healthtalk/gusui/2011/data/20110329n.html
発汗後は水分補給も意識する
「運動したあとに指が攣った」という場合は、水分の状態にも目を向けてみてください。
高温多湿の環境では、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、筋肉のこむら返りなどが現れることがあると言われています。厚生労働省では、熱中症予防として、のどが渇く前からこまめに水分を補給することを案内しています。
大量に汗をかいた場合には、水分だけでなく塩分の補給が必要になるケースもあります。
引用元:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212502.html
強く揉む・無理に引っ張るのは避ける
「早く戻したいから、強く揉んだほうがいい?」と思うかもしれません。
指が攣ったときは、強い刺激を加えればよいとは限りません。手指に炎症がある場合などは、強く揉むことで症状が悪化する可能性もあると言われています。
また、指が動かしづらい原因が必ずしも筋肉のけいれんとは限らないため、強引に伸ばすのは避けましょう。痛みや腫れが強い、指が戻らない、症状を何度も繰り返すといった場合には、医療機関への来院を検討してください。
引用元:蓮田病院
https://www.hasuda-hp.or.jp/kabesinbun/kenkousemina-2/kenkoseminar2014/
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指が攣るのを繰り返さないための予防と生活習慣

「一度だけならまだしも、何度も指が攣ると気になりますよね」。指が攣る背景には、筋肉への負担や水分不足など複数の要因が関係すると言われています。
そのため、予防も一つだけに絞るのではなく、水分、食事、手の使い方、冷えなど普段の生活を振り返ることがポイントです。また、セルフケアを続けても繰り返す場合は、別の原因が隠れていないか確認することも大切でしょう。
こまめな水分補給を意識する
「喉が渇いてから飲めば大丈夫」と思っていませんか。
汗をかくと体から水分や塩分が失われるため、暑い環境や運動時にはこまめな水分補給が大切と言われています。特に汗を多くかく季節は、喉の渇きだけを目安にしないこともポイントです。
運動後などに指が攣りやすい方は、その日の水分摂取量を振り返ってみるとよいでしょう。
引用元:環境省 熱中症予防情報サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php
バランスのよい食事を心がける
「指が攣るなら、マグネシウムだけ摂ればいいの?」と考える方もいるでしょう。
ミネラルにはカルシウム、カリウム、マグネシウムなどがあり、それぞれ体の機能を保つうえで役割を持っています。ただ、特定の食品や栄養素だけを摂れば指の攣りを防げるとは限りません。
まずは主食・主菜・副菜を組み合わせ、日頃から偏りの少ない食事を意識することが基本と言われています。
引用元:農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/
手や指を使いすぎたら適度に休ませる
「スマホやパソコンくらいなら休まなくても平気」と思いがちですが、手や指は一日の中でかなり頻繁に使っています。
日本整形外科学会では、手の使いすぎやスポーツ、指をよく使う仕事などが、ばね指の発生に関係すると説明しています。もちろん、ばね指と指が攣る症状は同じものではありません。
ただ、手指への負担を考えるうえでは、長時間同じ作業を続けず、途中で手を休ませる意識を持つことも大切でしょう。
引用元:日本整形外科学会
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/snapping_finger.html
手・指・前腕の負担を減らす
「指だけ休ませればいいの?」というと、そうとは限りません。
指を曲げる筋肉は前腕にあり、腱を通してその力が指へ伝わると言われています。そのため、細かな手作業が長く続く方は、指だけではなく手首や前腕まで負担がかかっていないか確認してみましょう。
パソコン作業などで同じ姿勢が長時間続くことも筋肉への負担につながると考えられているため、適度に姿勢を変えることも意識したいところです。
引用元:日本予防医学協会
https://www.japa.org/
冷えを防ぎ体を温める
「寒くなると手がこわばる」という経験がある方もいるのではないでしょうか。
寒い環境では血管が収縮し、手足など末端の血流が減少すると言われています。そのため、冬場や冷房の効いた場所では、手だけでなく体全体を冷やしすぎない工夫も考えてみましょう。
手袋を使う、冷房の風を直接受け続けないなど、日常のちょっとした対策から始めるのも一つです。
引用元:日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/
頻繁に攣る場合は原因を一度確認する
「生活を見直しているのに、それでも指が何度も攣る」。そんな場合は、単なる疲れと決めつけないことも大切です。
指の動かしづらさには、ばね指や手根管症候群など、筋肉のけいれんとは異なる原因が関係するケースもあります。特に、しびれや痛み、力の入りづらさ、指が動かしづらいといった症状が続く場合には、一度医療機関へ来院して状態を確認してもらうことを検討しましょう。
引用元:日本手外科学会
https://www.jssh.or.jp/ippan/sick/
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監修者みやがわ整骨院 院長 宮川 晃司
日体柔整専門学校 卒業 柔道整復師| 骨格矯正、運動指導、筋膜リリース、トリガーポイント、Infinityコーチ
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