正座ができないのはなぜ?ストレッチを始める前に知っておきたい原因
「前は普通に正座できたのに、最近は途中でつらくなる」。そんな変化があると、膝が硬くなったのかな?と思いますよね。ただ、正座は膝だけで行う動作ではありません。股関節や足首、太もも周辺の柔軟性など、いくつもの要素が関係すると言われています。
そのため、「正座ができないから、とにかくストレッチ」と考える前に、どこで動きづらさを感じるのか確認しておくことが大切です。特に痛みや腫れがある場合は、筋肉の硬さ以外の可能性も考えておきましょう。
引用元:足立慶友整形外科 https://clinic.adachikeiyu.com/9949
正座には膝・股関節・足首の動きが関係している
「正座ができないなら、膝だけ伸ばせばいいんじゃない?」と思う方もいるでしょう。ところが、正座のような床での座位動作では、膝を深く曲げるだけでなく、股関節など下肢の関節が連動して動くと言われています。 足首の動きも正座姿勢と関係するため、一部分だけではなく脚全体を見ることがポイントです。
引用元:J-STAGE https://www.jstage.jst.go.jp/article/biomechanisms/22/0/22_15/_article/-char/ja/
太ももの前側が硬いと膝を深く曲げにくくなる
「膝よりも太ももの前が突っ張る」というケースもあります。正座では膝を大きく曲げるため、太ももの前側にある筋肉の柔軟性が低下していると、動かしづらさにつながる場合があると言われています。 だからといって、痛みを我慢して強く伸ばす必要はありません。ストレッチは無理のない範囲で行うことが大切です。
引用元:足立慶友整形外科 https://clinic.adachikeiyu.com/9949
ふくらはぎ・すね・足首の硬さも影響する
「膝はそこまで痛くないのに、足首が窮屈なんですよね」。正座では足の甲を床につける姿勢になるため、足首周辺の動かしやすさも無視できません。足関節の可動域と正座動作との関連を調べた報告もあります。 膝だけに意識を向けず、ふくらはぎやすねを含めて確認してみるとよいでしょう。
引用元:J-STAGE https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2012/0/2012_48100272/_article/-char/ja/
加齢や運動不足だけが原因とは限らない
「もう年齢だから仕方ないのかな」と考えてしまう方もいます。しかし、正座がしづらくなる背景は一つではないと言われています。膝の痛みでは、加齢や筋肉の状態だけでなく、半月板の損傷などさまざまな要因が関係するケースがあります。 「年齢のせい」と決めつけず、痛む場所や動かしづらさの変化にも目を向けてみてください。
引用元:徳島県医師会 https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/952-2015-06-08-06-03-06
痛み・腫れを伴う場合は関節の問題にも注意する
「痛くてもストレッチしたほうがいい?」と迷うところですが、強い痛みや腫れがある場合は注意が必要です。変形性膝関節症では、痛みのほかに関節の動く範囲が狭くなったり、腫れがみられたりすることがあるとされています。 無理に正座を繰り返すのではなく、症状が続く場合は整形外科などへの来院も検討しましょう。
引用元:日本整形外科学会 https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/knee_osteoarthritis.html
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