肩頚腕症候群の症例概要
来訪者
今回ご紹介するのは、神奈川県保土ヶ谷区にお住まいの43歳男性で、日常的にデスクワークを行っており、半年前から続く左人差し指と親指の痺れや肩のコリが気になるようになり、みやがわ整骨院へ来院されました。仕事ではパソコンに向かって長時間座ることが多く、業務を続けるにつれて首や肩周辺にも負担を感じるようになったとのことです。
特に、同じ姿勢で作業を続ける時間が長いため、仕事が忙しい日ほど肩のコリや首周辺の違和感を意識する機会が増えていました。加えて、指先の痺れだけではなく側頭部の頭痛もみられたことから、症状が出ている左手だけを確認するのではなく、首・肩・背中を含めて体全体の状態を把握する必要があると考えました。
そのため、現在感じている症状と仕事中の姿勢との関係を確認しながら、長時間のデスクワークを続けても負担を感じにくい状態を目指して施術計画を立てています。
症状
主な症状は、約半年前から続いている左人差し指と親指の痺れで、それに加えて肩のコリや首周辺の筋肉の緊張、側頭部の頭痛も感じている状態でした。左手の痺れについては仕事中にも気になることがあり、長時間のパソコン作業が続く生活環境を考えると、日常的な姿勢による負担についても確認することが重要です。
実際に、デスクワークでは画面を見るために頭が前へ出たり、背中が丸くなったりしやすいため、その姿勢が長時間続くと首や肩の筋肉が頭を支え続けることになります。その結果、筋肉への負担が蓄積しやすくなり、肩のコリや首周辺の緊張を感じる要因の一つになることが考えられます。
一方で、手指の痺れや頭痛には複数の要因が関係する場合があるため、肩頚腕症候群という症状名だけで状態を決めつけず、病態検査や整体検査を行いながら体の状態を確認していくことにしました。
来院時の状態
来院時の姿勢を確認すると、背中が丸くなる円背の傾向があり、首についても本来みられる緩やかなカーブが少なくなったストレートネックの状態が確認されました。頭部が体より前へ位置しやすい姿勢になっていたため、頚部の筋肉が頭を支えるために働き続けやすく、首や肩に負担が集中しやすい状態と考えられます。
さらに、背骨全体の動きを確認すると脊柱の柔軟性が低下しており、姿勢を保持するために重要なインナーマッスルにも筋力低下がみられました。インナーマッスルとは体の深い位置にあり、姿勢や関節を安定させる働きを担う筋肉ですが、この部分が十分に働きにくいと、長時間の座位姿勢を安定させることが難しくなる場合があります。
こうしたことから、首や肩の筋肉だけにアプローチするのではなく、脊柱の柔軟性や姿勢、体幹を支える筋力まで含めて改善を目指す必要がある状態でした。
改善目標
患者様が希望されていたのは、一時的に肩のコリや左手の痺れを楽にすることだけではなく、「デスクワークが続けられる身体でいたい」という仕事を見据えた改善です。業務上、長時間のパソコン作業を完全に避けることは難しいため、仕事を制限するのではなく、現在の生活を続けながら負担を感じにくい体を目指すことが大切になります。
そこで、左人差し指と親指の痺れ、肩のコリ、側頭部の頭痛といった現在の症状の軽減を目指しながら、姿勢や脊柱の柔軟性、体幹の筋力についても改善を図る方針としました。症状だけではなく、その背景にある体の使い方まで見直すことで、長時間座った後でも首や肩への負担が集中しにくい状態を目指していきます。
最終的には、仕事中に体の不調を気にする時間を減らし、デスクワークを継続しやすい状態を維持できることを患者様と共有した目標としています。
初回の状態と確認したこと
来院時の症状
初回来院時には、左人差し指と親指に約半年前から続く痺れがあり、肩のコリに加えて側頭部の頭痛や頚部の筋緊張も確認されました。特にデスクワークで長時間同じ姿勢を続ける生活が日常化していたため、症状が現れている左手だけではなく、首から肩、背中にかけてどのような負担が生じているのかを確認する必要があります。
姿勢を見ると円背とストレートネックがみられ、頭部が前方へ位置しやすくなっていたことから、首周辺の筋肉が持続的に緊張しやすい状態でした。さらに脊柱の柔軟性も低下しており、背骨全体で動きを分散しづらくなっていたため、首や肩が動きを補っている可能性も考えられます。
加えて、姿勢を支えるインナーマッスルにも低下がみられたため、肩頚腕症候群による症状への対応と並行して、体幹を含めた全身の機能を確認することにしました。
状態のチェック内容
初回は、現在の症状を確認する病態検査と、姿勢や筋肉、関節の状態を確認する整体検査を分けて実施し、どのような動作や姿勢で負担が生じているのかを確認しました。病態検査では左手の痺れや頭痛、首・肩周辺の症状を確認し、整体検査では姿勢の歪みや関節の動き、筋力など、体を機能面から確認しています。
具体的には、立位や座位で円背や頭部の位置を確認したうえで、首や脊柱を動かす可動域テストを行い、どの方向に動きづらさがあるのかをチェックしました。可動域とは関節を動かすことができる範囲を指しますが、今回の検査では筋肉の柔軟性だけでなく、関節そのものにも動きづらさがみられる状態です。
同時に筋力テストを行ったところ、姿勢を保持するために必要な筋力にも低下が確認されたため、筋肉を緩める施術だけではなく、支える機能を高める取り組みも必要と判断しました。さらに、体を安定させた際のバランス力についても確認し、姿勢・可動域・筋力を総合的に評価しています。
検査の所見
検査の結果、筋肉の柔軟性低下、関節の可動域低下、筋力低下に加えて、円背やストレートネックといった姿勢不良、さらにバランス力の低下が確認されました。一つの問題だけが存在しているのではなく、体を動かす機能と姿勢を支える機能の両方が低下しており、それらが重なることで首や肩に負担が集まりやすくなっていると考えられます。
特に、体幹のインナーマッスルが十分に働きにくい状態では、デスクワーク中の座位姿勢を長時間維持することが難しくなり、時間の経過とともに背中が丸くなりやすい傾向があります。その姿勢で頭部が前方へ移動すると、首や肩周辺の筋肉が頭を支えるために働き続けることになるので、頚部の筋緊張や肩のコリにつながる可能性が考えられました。
ただし、左人差し指と親指の痺れや側頭部の頭痛については、体の状態だけで原因を一つに限定することはできないため、施術ごとの反応を確認しながら経過を追うことが重要です。そのため、検査結果を患者様にも共有し、現在の姿勢や柔軟性、筋力について理解していただいたうえで施術を開始しました。
肩頚腕症候群へのアプローチ方法
提案した改善方法
今回の肩頚腕症候群に対しては、筋肉への施術だけに偏らず、骨格へのアプローチ、神経へのアプローチ、生活指導、ストレッチ指導、メンタル面へのサポート、EMSによる体幹強化を組み合わせる方針を提案しました。筋肉の柔軟性が低下している部分には動きやすさを引き出す施術を行い、脊柱や関節の可動域が低下している部分については、骨格面からも負担を分散しやすい状態を目指しています。
同時に、左手の痺れについては首から腕へつながる神経の状態にも配慮しながら、その日の症状や動作による変化を確認して施術を進めました。加えて、インナーマッスルの低下に対してはEMSを取り入れ、電気刺激によって体の深部にある筋肉を動かし、長時間の座位姿勢を支えやすい体づくりを進めています。
施術だけに頼るのではなく、ご自身でも体を管理できるようストレッチや姿勢についてお伝えし、仕事中の過ごし方を含めて改善を目指す計画としました。
アプローチの回数と頻度
施術は週1〜2回を目安とし、1回あたり約30分の時間を設定したうえで、仕事の忙しさや症状の変化を確認しながら通院頻度を調整する方針としました。半年前から症状が続いていたため、初期段階では現在感じている左手の痺れや肩のコリ、頚部の筋緊張への対応を行いながら、姿勢や脊柱の動きについても並行して確認しています。
一方で、毎回同じ施術を繰り返すのではなく、その日の可動域や筋肉の緊張、デスクワーク後の症状などを確認し、体の変化に合わせて施術内容を組み立てることが重要になります。特に仕事量が多かった週と比較的休息を取れた週では体の状態が異なることもあるため、来院時の状態を基準に負担の程度を判断しました。
そのうえで、週1〜2回の施術と自宅で行うセルフケアを組み合わせ、院内だけでなく日常生活からも改善を目指していく流れとしています。
期待される改善内容
今回のアプローチで目指したのは、左人差し指と親指の痺れ、肩のコリ、側頭部の頭痛などを軽減するだけではなく、長時間のデスクワークを続けても首や肩に負担が集中しにくい体の状態をつくることです。筋肉の柔軟性や脊柱の可動域が改善していくことで、首だけで動きを補う状態が減り、背骨全体を使って姿勢を調整しやすくなることが期待されます。
あわせて、EMSによるインナーマッスルの強化を進めることで座位姿勢の安定性を高め、円背や頭部が前へ出る姿勢をできるだけ抑えられる体づくりを目指しました。姿勢は単純に意識するだけでは維持が難しいこともあるため、柔軟性と筋力の両面から整えていくことが大切になります。
こうした取り組みを継続しながら、患者様が希望されている「デスクワークが続けられる身体でいたい」という目標につなげていくことを重視しました。
施術内容と経過
施術の詳細
初回の施術では、検査で確認された頚部の筋緊張や筋肉の柔軟性低下、脊柱の可動域低下に対して、筋肉と骨格の両面からアプローチを行いました。肩頚腕症候群では首や肩、腕、手などに症状を感じることがありますが、症状を感じている場所だけに負担の原因があるとは限らないため、背中や体幹を含めた全体の状態を確認しながら進めています。
具体的には、硬さがみられた首や肩周辺の筋肉に対して柔軟性を引き出す施術を行いながら、動きが低下していた脊柱や関節についても可動域を確保しやすい状態を目指しました。同時に、左人差し指と親指に痺れがみられていたため、神経への負担にも配慮しながら施術前後の症状の変化を確認しています。
さらに、姿勢を支えるインナーマッスルの低下に対してEMSを取り入れ、施術によって体を動かしやすくするだけでなく、その状態を支えるための筋力にもアプローチしました。そのうえで、仕事中に頭が前へ出た姿勢を長時間続けないことや、一定時間ごとに体勢を変えることなど、デスクワーク中の生活指導も行っています。
ストレッチについても首だけを強く動かすのではなく、肩や背中を含めて無理のない範囲で動かす方法をお伝えし、患者様自身でも継続できる内容を取り入れました。
患者様の反応
初回の施術後には、それまで感じていた痛みが大幅に軽減し、首や肩周辺についても施術前と比較して負担感に変化がみられました。一方で、眼精疲労については残っている状態だったため、初回の変化だけですべての症状が改善したと判断するのではなく、その後の仕事や日常生活でどのように変化するのかを確認することにしています。
実際に、患者様は日常的にパソコンを使用する時間が長く、施術直後には楽になっていても、再び長時間のデスクワークを行うことで首や肩へ負担が加わる可能性があります。そのため、施術直後の状態だけを評価するのではなく、次回来院まで仕事を続けた際に左手の痺れや肩のコリ、頭痛がどの程度現れるのかについても確認しながら施術を進めました。
特に、半年前から続いていた左人差し指と親指の痺れについては、短期間の変化だけで判断せず、仕事中の症状の出方や持続時間などを確認することが重要になります。そこで、週1〜2回の通院を続けながら、その日の筋肉の緊張や関節の可動域だけでなく、前回の施術からどの程度良い状態を維持できていたのかについても患者様から伺いました。
回数を重ねるにつれて痛みの感じ方は徐々に軽減し、長時間のデスクワークを行った後でも、以前と比較して首や肩周辺の負担を感じにくい場面が増えていきました。ただし、眼精疲労については仕事でパソコン画面を見る時間との関係も考えられたため、施術だけで対応するのではなく、作業中の休憩や目を休ませる時間を設けることもお伝えしています。
患者様自身も体の変化を感じられるようになり、施術を受けるだけではなく、姿勢やストレッチなど日常生活でできる取り組みに対する意識も高まっていきました。症状の軽減とともに仕事中の体への不安も少なくなってきたため、次の段階では改善した状態をどのように維持していくかを考えながら施術を継続しています。
経過の確認
施術回数を重ねるにつれて、初回来院時にみられた首や肩周辺の痛みや負担感は徐々に軽減し、デスクワーク中に症状を意識する機会についても少なくなっていきました。特に、筋肉の柔軟性を高めるアプローチと脊柱の動きを引き出す施術を組み合わせながら、姿勢改善やストレッチを継続したことで、長時間座った後でも以前ほど強い負担を感じにくい状態へ変化しています。
一方で、肩頚腕症候群ではその日の仕事量や同じ姿勢を続けた時間などによって症状の感じ方が変化することもあるため、単純に「痛みがあるか、ないか」だけで経過を判断しないようにしました。具体的には、左人差し指と親指の痺れ、肩のコリ、側頭部の頭痛などを確認するとともに、長時間の業務後にどの程度症状が残るのか、翌日まで負担が続くのかという点についても経過を追っています。
加えて、施術時には首や肩の筋緊張だけでなく、脊柱の可動域や姿勢、インナーマッスルの状態についても定期的に確認し、初回来院時の検査結果と比較しながら体の変化を見ていきました。症状が軽減していても、姿勢を支える力が十分でなければ長時間のデスクワークによって再び負担が蓄積する可能性があるため、EMSによる体幹強化も継続しています。
その結果、回数を追うごとに痛みの感じ方が軽減するとともに、長時間の業務を行った際にも以前より体への負担を感じにくくなり、患者様が目標としていた「デスクワークが続けられる身体でいたい」という状態に近づいていきました。仕事を休んだ状態で症状が落ち着くのではなく、実際に日々の業務を続けながら体の状態が安定してきたことは、今回の経過を確認するうえで大切な変化になります。
また、初回施術後に残っていた眼精疲労についても継続して確認し、長時間パソコンを使用する際には定期的に画面から目を離すことや、同じ姿勢を続けないことなど、日常生活で実践できる対策を取り入れていただきました。施術によって体を整えるだけではなく、患者様自身が仕事中の姿勢や休息の取り方を意識することで、負担が蓄積しにくい環境をつくることも重要です。
最終的には、症状が改善し、長時間の業務を行っても以前より耐えられる状態となり、仕事への支障も少なくなっていきました。ただし、デスクワークそのものがなくなるわけではなく、仕事の忙しさや体調によって首や肩への負担が増えることも考えられるため、良い状態になった後もセルフケアを継続する必要があります。
今後は、日々の忙しさや体の状態に合わせて来院頻度を調整しながら、姿勢改善、ストレッチ、筋力強化といったセルフケアをご自身でも続けていただく方針です。症状が強くなってから対応するだけではなく、普段から体の変化に目を向けながらメンテナンスを行うことで、長時間のデスクワークを続けても負担が蓄積しにくい状態の維持を目指していきます。
結果と改善状況
最終的な状態
週1〜2回、1回約30分の施術を継続しながら経過を確認したところ、初回来院時にみられた首や肩周辺の負担感は徐々に軽減し、長時間のデスクワークを行った際にも以前より症状を感じにくい状態へ変化していきました。半年前から続いていた左人差し指と親指の痺れについても経過を追いながら、筋肉の柔軟性や関節の可動域、姿勢を確認し、その時々の状態に合わせて施術内容を調整しています。
特に、円背やストレートネックによって頭部が前方へ移動しやすい姿勢に対して、筋肉と骨格の両面からアプローチするとともに、EMSによるインナーマッスルの強化を進めたことで、長時間の座位姿勢を支えるための土台づくりにつながりました。その結果、当初の目標であった「デスクワークが続けられる身体でいたい」という希望に近づき、長時間の業務でも以前より体への負担を抑えながら仕事を行える状態になっています。
一方で、仕事量や睡眠、長時間同じ姿勢を続ける時間によって体の状態は変化するため、症状が軽減した段階でケアをすべて終えるのではなく、その後もご自身の体調を確認することが大切です。現在は、日常生活を送りながら良い状態を維持していく段階へ移行しています。
患者様の感想
施術を継続して体の変化を感じられるようになった患者様からは、「仕事での支障がなくなり嬉しいです」とのお言葉をいただきました。来院当初は左人差し指と親指の痺れや肩のコリだけでなく、側頭部の頭痛や首周辺の筋緊張もみられ、デスクワークを続けることに対して体への負担を感じている状態でした。
実際に、仕事は毎日の生活に直結しているため、施術時だけ体が楽になることよりも、職場で長時間パソコンに向かった際にどの程度負担なく過ごせるかが重要な判断材料になります。そこで、みやがわ整骨院では来院時の変化だけで判断せず、次回来院まで仕事を続けた際の状態についても確認しながら経過を追いました。
症状が軽減するにつれて仕事中に体のことを気にする時間も少なくなり、業務への支障が減ったことを実感されているとのことです。こうした変化を維持できるよう、今後も患者様自身によるセルフケアと体調に合わせたメンテナンスを組み合わせていくことが重要になります。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません
生活の質の向上
今回の症例では、単に肩のコリや左手の痺れが軽減したかどうかだけではなく、患者様が希望されていた「デスクワークが続けられる身体でいたい」という目標に対して、日常生活の変化を確認することを重視しました。仕事中に症状を気にする機会が減ることで、体への不安を抱えながら業務を行う状態から、長時間の仕事にも取り組みやすい状態へ変化しています。
加えて、姿勢の改善やストレッチ、筋力強化について理解を深めていただいたことで、違和感が出てから対処するだけではなく、普段から自分の体を管理する意識も高まっていきました。特にデスクワークでは同じ姿勢が長く続きやすいため、座り方を意識したり、適度に体を動かしたりする習慣を取り入れることが、首や肩への負担を減らすうえで大切になります。
そのため、今回得られた変化を一時的なものにせず、仕事を続けながら体調を維持できることが今後の目標です。肩頚腕症候群の症状だけを見るのではなく、仕事や生活を含めて体を整えていくことが、生活の質を保つことにもつながるでしょう。
総括とアドバイス
改善方法の総括
今回の43歳男性の症例では、約半年前から続く左人差し指と親指の痺れ、肩のコリ、側頭部の頭痛に対して、症状が出ている部分だけではなく、円背やストレートネック、頚部の筋緊張、脊柱の柔軟性低下、インナーマッスルの低下まで含めて体の状態を確認しました。複数の問題が重なっている状態だったため、一つの部分だけに施術を行うのではなく、筋肉・骨格・神経へのアプローチを組み合わせながら全体のバランスを整えています。
同時に、EMSによる体幹強化やストレッチ指導、生活習慣の見直しを取り入れることで、施術によって得られた変化を日常生活でも維持しやすくすることを目指しました。特に長時間のデスクワークが避けられない場合、仕事そのものを制限するのではなく、同じ環境でも負担を蓄積させにくい体の使い方を身につけることが重要です。
こうしたことから、肩頚腕症候群への対応では現在感じている症状の軽減を目指すだけでなく、なぜ首や肩へ負担が集中しているのかを確認し、患者様ごとの生活環境まで考慮して改善方法を組み立てることが大切になります。
再発防止のためのセルフケアアドバイス
症状が落ち着いてからも、長時間のデスクワークが続けば首や肩周辺へ再び負担が蓄積する可能性があるため、日常生活のなかでセルフケアを継続することが重要です。具体的には、パソコン作業中に頭が前へ出た姿勢を長時間続けないよう意識するとともに、一定時間ごとに座位姿勢を変え、首や肩、背中を軽く動かす習慣を取り入れてください。
また、今回確認された脊柱の柔軟性低下に対しては、無理のない範囲で背中や胸周辺を動かすストレッチを継続し、体幹についても日常的に筋力を維持していくことが望まれます。ただし、強い痺れや痛みがある状態で無理にストレッチやトレーニングを行うと負担になる場合があるため、その日の状態を確認しながら行うことが大切です。
生活習慣についても睡眠や休息を含めて見直し、仕事が忙しい時期ほど意識的に体を休ませる時間を確保するとよいでしょう。セルフケアだけですべてを管理しようとせず、体の状態に応じて施術によるメンテナンスを組み合わせることも一つの方法になります。
横浜市旭区で肩頚腕症候群にお悩みの方へ
引き続きのケア提案
肩頚腕症候群では、首や肩のコリだけでなく、腕や手の痺れ、頭痛など複数の症状を伴うことがあり、デスクワークを続けている方では仕事中の姿勢や体を支える筋力も確認することが重要です。今回の症例でも、左人差し指と親指の痺れだけを見るのではなく、ストレートネックや円背、筋肉の柔軟性、脊柱の動き、インナーマッスルまで確認したうえで施術を進めました。
症状が軽減して仕事への支障が少なくなった後は、毎回同じ頻度で通い続けるのではなく、日々の忙しさや体の状態に合わせて来院頻度を検討しながら、ご自身で行うセルフケアを中心に体調を管理していくことも大切になります。みやがわ整骨院では、その時点で感じている症状だけではなく、仕事や生活のなかでどのような場面に負担がかかっているのかも確認しながら、必要なケアを考えていきます。
一方で、痺れが急激に強くなった場合や筋力低下が進んでいる場合など、症状によっては医療機関での確認が必要になることもございます。現在の状態を把握したうえで、ご自身に合った方法を選択していくことが重要です。
再発予防の方法
再発予防では、姿勢を一日中完璧に保とうとするよりも、同じ姿勢を長時間続けないことを意識し、こまめに体を動かす習慣をつくることが現実的です。特にパソコン作業では、画面を見るために頭が前へ出たり背中が丸くなったりしやすいため、作業環境を見直すとともに、首・肩・背中のストレッチを無理のない範囲で取り入れてください。
同時に、インナーマッスルを含めた体幹の筋力を維持することで座位姿勢を支えやすくなり、首や肩だけに負担が集中する状態を減らすことにもつながります。症状が軽減した後こそ、姿勢改善、筋力強化、ストレッチ、生活習慣の見直しを無理なく続け、ご自身の体調に合わせて調整していくことが大切になるでしょう。
横浜市旭区で肩頚腕症候群による首や肩のコリ、腕や指の痺れなどにお悩みで、「仕事中につらくなる」「長時間のデスクワークを続けられるか不安」と感じている場合は、一人で我慢を続けず、現在の体の状態を確認することから始めてみてください。みやがわ整骨院では、症状が出ている部分だけでなく、姿勢や関節の動き、筋肉の柔軟性、体幹の状態などを確認しながら、日常生活や仕事の状況に合わせたケアを一緒に考えていきます。ご自身の症状について気になることや、どのようなケアを始めればよいかわからないことがございましたら、お気軽にご予約・ご相談ください。







